目録システム利用マニュアル


[目次]
[前ページ] 付.A.1 フィールド一覧の見方
[次ページ] 付.B データベース仕様

付.A.2 フィールド一覧

AL(著者名リンク : Author Link)


 データ要素検索キー(画面項目名)
主記入フラグ(AFLG)なし
著者の典拠形アクセス・ポイント(AHDNG)AUTH
著者の優先名称のヨミ(AHDNGR)AUTH
著者の優先名称のその他のヨミ(AHDNGVR)AUTH
著者名典拠データID(AID)なし
その他の情報(AF)なし

 ALには、著者の典拠形アクセス・ポイントが記録される。

 主記入フラグは1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

 著者の典拠形アクセス・ポイント、および著者の典拠形アクセス・ポイントのヨミは、著者名典拠データIDが記録されている場合は、リンク先著者名典拠データのHDNGフィールドのデータ要素と同一である。

 著者名典拠データIDは、リンク先著者名典拠データのIDと同一である。

 その他の情報には、関連指示子、役割表示の他、会議の回次、開催年、開催地等が記録される。

■BHNT(変遷注記 : Bibliographic History Note)


 データ要素検索キー(画面項目名)
変遷タイプ(BHK)なし
前後タイトル(BHTR)なし
前後誌の書誌データID(BHBID)なし

 BHNTには、逐次刊行物のタイトルの変遷に関する注記が記録される。

 変遷タイプは2桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

 前後タイトルは、変遷前誌、または変遷後誌の書誌データのTRフィールドのデータと同一である(ただし、「ヨミ」は記録されない)。

 前後誌の書誌データIDは、変遷前誌、または変遷後誌の書誌データのIDである。

CLN(請求記号 : Call Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
請求記号(CLN)なし

 CLNには、所蔵資料の請求記号が記録される。

CLS(分類 : Classification)


 データ要素検索キー(画面項目名)
分類表の種類(CLSK)(CLS)
分類記号(CLSD)CLS(ただし、DC、およびNDCのみ)

 CLSには、分類標目が記録される。

 分類表の種類はコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.5』を参照。

 分類記号は、それぞれの分類表に基づく数字・記号等が記録される。

 検索用インデクスの作成は、検索用インデクス作成規則にかかわりなく、以下の要領で行われる。

①語の切出し

②正規化

③検索用インデクス作成

CNTRY(出版国コード : Country Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
出版国コード(CNTRY)CNTRY

 CNTRYには、出版地に対応する国名・地域名が2桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.2』を参照。

CODEN(CODEN : CODEN)


 データ要素検索キー(画面項目名)
CODEN(CODEN)CODEN

 CODENには、学術雑誌等に付与されたCODENが記録される。

 CODENは5桁、または6桁の一意番号(コード)である。

CONT(受入継続表示 : Continuance of Accession)


 データ要素検索キー(画面項目名)
受入継続表示(CONT)CONT

 CONTには、逐次刊行物の受入の状況が1桁のコードで記録される。コードは以下のとおりである。

CPYNT(刷の注記 : Note for Copy)


 データ要素検索キー(画面項目名)
刷の注記(CPYNT)なし

 CPYNTには、劣化資料、署名入り資料、限定番号入り資料、落丁・残欠等、所蔵資料の特異性に関する注記が記録される。

CPYR(刷の出版年 : Publication Year of Copy)


 データ要素検索キー(画面項目名)
刷の出版年(CPYR)なし

 CPYRには、所蔵資料の刷の出版年が4桁の西暦年で記録される。

CRTDT(データ作成日付 : Create Date)


 データ要素検索キー(画面項目名)
データ作成日付(CRTDT)なし

 CRTDTには、データが作成された日付が4桁の西暦年、2桁の月・日、計8桁の数字で記録される。

CRTFA(データ作成参加組織ID : Create Library ID)


 データ要素検索キー(画面項目名)
データ作成参加組織ID(FANO)なし

 CRTFAには、データを作成した参加機関の参加組織IDが記録される。

CW(著作単位のタイトルまたは章タイトル等の注記 : Contents of Works)


 データ要素検索キー(画面項目名)
内容著作注記のタイトル(CWT)TITLE
内容著作注記の責任表示(CWA)AUTH
内容著作注記のタイトルのヨミ(CWR)TITLE
 内容著作注記のタイトルのその他のヨミ(CWVR)TITLE

 CWには、資料の内容細目が記録される。

DATE(時間 : Date)


 データ要素検索キー(画面項目名)
時間(DATE)DATE

 DATEには、著者にかかわる時間が4桁の西暦年で記録される。
 個人名の場合は、生没年が記録される。
 家族名の場合は、家族と結びつく日付が記録される。
 団体名の場合は、設立年、廃止年等が記録される。
 会議名の場合は、開催年が記録される。

ED(版表示に関する事項 : Edition Area)


 データ要素検索キー(画面項目名)
版次(ED)なし
版にかかわる責任表示なし

 EDには、版表示に関する事項が記録される。

FID(変遷ファミリーID : Family ID)


 データ要素検索キー(画面項目名)
変遷ファミリーID(FID)FID

 FIDには、リンク先タイトル変遷マップデータのID(変遷ファミリーID)が示される。

 変遷ファミリーIDは8桁の一意番号(コード)である。

FREQ(刊行頻度コード : Frequency of Publication Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
刊行頻度コード(FREQ)なし

 FREQには、逐次刊行物の刊行頻度が1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.6』を参照。

GMD(一般資料種別コード : General Material Designation Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
一般資料種別コード(GMD)なし

 GMDには、資料のおおまかな種別が1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.1』を参照。

GPON(GPO番号 : Government Printing Office Item Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
GPO番号(GPON)なし

 GPONには、米国政府印刷局(GPO)がその刊行物の配布管理を行うために当該刊行物に付与した番号(GPO番号)が記録される。

HDNG(典拠形アクセス・ポイント : Authorized Access Point)


 データ要素検索キー(画面項目名)
典拠形アクセス・ポイント(HDNGD)AKEY
AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE/FTITLE(著作典拠データ)
優先名称のヨミ(HDNGR)AKEY
AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE/FTITLE(著作典拠データ)
 優先名称のその他のヨミ(HDNGVR)AKEY
AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE/FTITLE(著作典拠データ)

 旧統一標目形(Uniform Heading)。

 HDNGには、目録規則に基づいた典拠形アクセス・ポイントが記録される。

 ただし、作曲者を有する音楽作品における著作の典拠形アクセス・ポイントは「著者の典拠形アクセス・ポイント△--△タイトル」である。

HLV(所蔵巻号次 : Holding Volumes)


 データ要素検索キー(画面項目名)
所蔵巻号次(HLV)HLV

 HLVには、所蔵資料(逐次刊行物)の巻号次が記録される。

 HLVのデータからは、実際には検索用インデクスの切出しは行われていない。検索の際は、HLVに入力される検索キーとHLVのデータが直接照合される。

HLYR(所蔵年次 : Holding Years)


 データ要素検索キー(画面項目名)
所蔵年次(HLYR)HLYR

 HLYRには、所蔵資料(逐次刊行物)の巻号次(HLV)に対応する年次の範囲が4桁の西暦年で記録される。

 HLYRのデータからは、実際には検索用インデクスの切出しは行われていない。検索の際は、HLYRに入力される検索キーとHLYRのデータが直接照合される。

ID(データID : Data ID)


 データ要素検索キー(画面項目名)
データID(ID)ID

 IDには、データに対してシステムが付与した番号(データID)が示される。

 データIDは10桁(ただし、所蔵データにおいては12桁)のコードである。

 IDの先頭の2桁は、当該データが属するデータセットを表す。

 次の7桁の数字(ただし、所蔵データにおいては9桁)は、データ毎に割り当てられる一意番号である。

 最後の1桁の数字(または「X」)はチェックディジットである。

IDENT(アクセス先に関する事項 : Identifier)


 データ要素検索キー(画面項目名)
アクセス先に関する事項 (Identifier: 資源識別子)なし

 CLNには、ネットワークアクセスで利用する電子リソースのアクセス先URL等が記録される。

ISBN(国際標準図書番号 : International Standard Book Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
国際標準図書番号(ISBN)ISBN

 ISBNには、「ISO 2108-1978 (JIS X 0305-1988)」に基づき、図書に対してその出版者が付与した番号(国際標準図書番号)が記録される。

 国際標準図書番号は10桁または13桁のコードである(「ISBN」という文字、およびハイフンは省略される)。

 ISBNの先頭の9桁/12桁の数字は、図書毎に割り当てられる一意番号である。

 最後の1桁の数字(または「X」)はチェックディジットである。

 10桁からは13桁、13桁からは10桁のインデクスが作成される。

ISSN(国際標準逐次刊行物番号 : International Standard Serial Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
国際標準逐次刊行物番号(ISSN)ISSN

 ISSNには、「ISO 3297-1986 (JIS X 0306-1988)」に基づき、逐次刊行物に対してISSNネットワークが付与した番号(国際標準逐次刊行物番号)が記録される。

 国際標準逐次刊行物番号は8桁のコードである(「ISSN」という文字、およびハイフンは省略される)。

 ISSNの先頭の7桁の数字は、逐次刊行物毎に割り当てられる一意番号である。

 最後の1桁の数字(または「X」)はチェックディジットである。

LCCN(LCカード番号 : LC Control Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
LCカード番号(LCCN)LCCN

 LCCNには、米国議会図書館(LC)が付与する管理番号が記録される。

 従来,LC番号は8桁であったが,2001年1月から10桁に変更された(ハイフンは省略される)。

 実際のLC番号が8桁に満たない場合は、不足する桁数の分だけ「0」が上の桁から補われている。

LDF(図書館定義フィールド : Local Definition Field)


 データ要素検索キー(画面項目名)
図書館定義データ(LDF)なし

 LDFには、所蔵資料に対して各参加組織が付与したデータが示される。各参加組織は、その独自の必要性に応じて、LDFにさまざまなデータを自由に記録することができる。

LOC(配置コード : Location Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
配置コード(LOC)LOC

 LOCには、参加組織内で実際に資料を所蔵している館室等の名称が略称(コード)で示される。

 配置コードは、参加組織が定め、システムに登録されている名称である。

LTR(ローカルトレーシング : Local Tracing)


 データ要素検索キー(画面項目名)
ローカルトレーシング(LTR)なし

 LTRには、所蔵資料に対して、各参加組織がその独自な必要性に応じて付与した標目の形が示される。各参加組織は、目録規則に基づいて書誌データに記録される標目以外の標目を記録することができる。

MARCFLG(変更ありフラグ : Change of Corresponding MARC Data Status)


 データ要素検索キー(画面項目名)
変更ありフラグ(MARCFLG)なし

 MARCFLGは、参照データセット中のデータから流用入力によって作成されたデータ(総合目録データベース)に表示されることがある。

 なお、MARCFLGフィールドは、2023年1月22日を以て更新を停止した。

 MARCFLGには、流用元データの更新状況が示される。

MARCST(更新タイプ : Status of MARC Data)


 データ要素検索キー(画面項目名)
更新タイプ(MARCST)なし

 MARCSTには、参照データセット中のデータの更新状況が1桁のコードで示される。コードは以下のとおりである。

 修正データ(入力レベルの向上)(UKのみ)

 当該データからの流用入力によって総合目録データベース中にデータが作成されている場合には、上記のコードに応じて、流用先データにMARCFLGが表示されることがある。

 CIPデータは資料の出版以前に作成されたデータであり、当該資料の出版後、形態に関する事項等が修正されることが多い。

 なお、MARCSTが「d」のデータは参照データセットから削除される。従って、画面に詳細表示されたデータのMARCSTに「d」が表示されることはない。

NBN(全国書誌番号 : National Bibliography Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
全国書誌番号(NBN)NBN

 NBNには、各国の全国書誌に掲載される書誌データに対してそれぞれの全国書誌作成機関が付与した番号が記録される。

 例えば、日本の全国書誌は、国立国会図書館が刊行する「全国書誌」である。

 JP番号は、「全国書誌」に掲載される書誌データに対して付与された10桁のコードであり、同館が頒布していた印刷カードにも表示されている。

 JP番号の先頭の2桁は、常に「JP」である。

 次の2桁は、西暦年の下2桁である(ただし、「76」以下の数字についてはこの限りではない)。

 次の6桁の数字は、資料毎に割り当てられる一意番号である。実際の番号が6桁に満たない場合は、不足する桁数の分だけ「0」が上の桁から補われている。

NDLCN(NDLカード番号 : National Diet Library Card Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
NDLカード番号(NDLCN)NDLCN

 NDLCNには、国立国会図書館(NDL)が頒布する印刷カードの番号のうち「国図番号」が記録される。国図番号は、同館が昭和55年3月以前に整理した図書の印刷カードに表示されている。

 NDLカード番号は8桁のコードである(「国図」という文字、およびハイフンは省略される)。NDLカード番号の先頭の2桁は、西暦年の下2桁である。

 次の6桁の数字は、図書毎に割り当てられた一意番号である。実際の印刷カードの番号が6桁に満たない場合は、不足する桁数の分だけ「0」が上の桁から補われている。

 なお、同館が昭和55年4月以降に整理した資料の印刷カードには国図番号は付与されず、代わりにJP番号が表示されている。このJP番号は、NDLCNではなくNBNに記録される。(国立国会図書館印刷カードは1950年から1998年3月まで頒布)

NDLPN(NDL雑誌番号 : National Diet Library Periodicals Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
NDL雑誌番号(NDLPN)NDLPN

 NDLPNには、国立国会図書館が自館で所蔵する逐次刊行物に対して付与した番号(国立国会図書館雑誌番号)のうち和逐次刊行物の番号が記録される。

 NDL雑誌番号は、逐次刊行物毎に付与される8桁または5桁の一意番号(コード)である。

 なお、NDL雑誌番号は、同館が刊行する「国立国会図書館所蔵国内逐次刊行物目録」、およびその変遷前誌である「国立国会図書館所蔵和雑誌目録」に掲載された和逐次刊行物データのID番号(5桁)と同一であるか、そのID番号に「000」を冠した8桁の番号である。

NOTE(注記 : Note)


 データ要素検索キー(画面項目名)
注記(NOTE)なし

 NOTEには、注記が記録される。

 図書書誌データ、雑誌書誌データにおいては、表現種別、機器種別、キャリア種別が記録される。また、他のフィールドに記録できない関連の情報について、必要に応じて記録することができる。

 ただし、図書書誌データにおいて、内容注記はCWに記録される。

 著者名典拠データにおいては、典拠形アクセス・ポイント決定上の典拠、判断事由、修正履歴等が記録される。

 また、典拠データにおいては、そのデータを書誌データからのLINKTOコマンドにより作成・修正する場合、根拠となった情報を書誌データのTRフィールドおよびPUBフィールドから作成して自動的に記述される場合がある。

ORGL(原本の言語コード : Original Language Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
原本の言語コード(ORGL)LANG

 資料が翻訳ものである場合は、ORGLにデータが表示されることがある。

 ORGLには、原著作の本文の言語(原本の言語)が3桁のコードで記録される。原本の言語が複数あるときは、主たる言語から順に複数のコードが記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.3』を参照。

OTHN(その他の番号 : Other Numbers)


 データ要素検索キー(画面項目名)
番号の種類なし
その他の番号OTHN

 OTHNには、図書に対して付与された一意番号のうち、ID、ISBN、ISSN、LCCN、NBN、およびNDLCNフィールドには記入されなかった番号が記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

 標準テクニカルレポート番号は、テクニカルレポートに対して付与された一意番号である。

 その他のISSNには、当該図書書誌データに対して複数のISSNが該当する場合に、2番目以降のISSNが記録される。

 TRCMARCにおける一意番号は、2003年3月以前はJLA番号、それ以降はTRC番号として記録されている。

 その他のLCCNには、当該図書書誌データに対して複数のLCCNが該当する場合に、2番目以降のLCCNが記録される。

 検索用インデクスの作成は、検索用インデクス作成規則にかかわりなく、以下の要領で行われる。

PHYS(形態に関する事項 : Physical Description Area)


 データ要素検索キー(画面項目名)
数量(PHYSP)なし
挿図(PHYSI)なし
大きさ(PHYSS)なし
付属資料(PHYSA)なし

 PHYSには、資料の形態に関する事項が記録される。

PLACE(場所 : Place)


 データ要素検索キー(画面項目名)
場所(PLACE)PLACE

 PLACEには、著者にかかわる場所が都市名(市町村名)単位で記録される。

 個人名の場合は、出身地、活動場所等が記録される。

 家族名の場合は、家族にかかわる場所が記録される。

 団体名の場合は、所在地が記録される。

 会議名の場合は、開催地が記録される。

PRICE(価格/入手条件 : Price / Terms of Availability)


 データ要素検索キー(画面項目名)
価格/入手条件(PRICE)なし

 PRICEには、資料の価格等、入手条件に関する事項が記録される。

■PSTAT(出版状況コード : Publication Status Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
出版状況コード(PSTAT)なし

 PSTATには、逐次刊行物の出版状況が1桁のコードで示される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.6』を参照。

PTBL(書誌構造リンク : Parent Bibliography Link)


 データ要素検索キー(画面項目名)
親書誌タイトルPTBL
親書誌タイトルの責任表示AUTH
親書誌タイトルのヨミ(PTBTRR)PTBL
 親書誌タイトルのその他のヨミ(PTBTRVR)PTBL
親書誌データID(PTBID)PID
その他の情報
(親書誌の番号等)(PTBNO)
TITLE
その他の情報
(中位の書誌単位のタイトル)
TITLE
その他の情報
(中位の書誌単位の責任表示)
AUTH
その他の情報
(中位の書誌単位のタイトルのヨミ)
TITLE
その他の情報
(中位の書誌単位の番号等)
TITLE
構造の種類(PTBK)なし

 書誌構造リンクが形成されている場合、親書誌タイトル~親書誌タイトルのヨミは、リンク先親書誌データのTRフィールドのデータと同一である。

 書誌構造リンクが形成されている場合、親書誌データIDは、リンク先親書誌データのIDと同一である。書誌構造リンクが形成されていない場合、親書誌IDは空値である。

 その他の情報には、親書誌の番号等、および中位の書誌単位のタイトルおよび責任表示、番号等が記録される。

 構造の種類は親書誌、および中位の書誌単位毎に1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

PUB(出版・頒布等に関する事項 : Publication, Distribution, etc., Area)


 データ要素検索キー(画面項目名)
出版地・頒布地等(PUBP)PLACE
出版者・頒布者等(PUBL)PUB
出版・頒布等の日付(PUBDT)なし
 役割表示(PUBF)なし

 PUBには、出版・頒布等に関する事項が記録される。

 役割表示には、出版・頒布等に関する役割表示が1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.6』を参照。

REGL(定期性コード : Regularity of Publication Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
定期性コード(REGL)なし

 REGLには、逐次刊行物の刊行頻度の定期性が1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.6』を参照。

 規則的不定期とは、刊行頻度が完全に定期的ではないが、不定期性が予測可能なものであることをいう。

 上例は、11月号と12月号のみ合併号で刊行される月刊誌を表わしている。

REM(非転写フィールド : Remainder of MARC Data)


 データ要素検索キー(画面項目名)
非転写フィールド(タグ)なし
非転写データなし

 REMには、参照データセット中のデータのフィールドのうち、MARCから参照データセットに変換される際、他のどのフィールドにも取り込まれなかったデータが示される。

 非転写フィールドには、変換元MARCにおけるタグがそのまま表示される。

 非転写データには、変換元MARCにおけるデータ要素がそのまま表示される。

REPRO(複製コード : Reproduction Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
複製コード(REPRO)なし

 REPROには、資料が複製物であるか否かが1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

RGTN(登録番号 : Registration Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
登録番号(RGTN)なし

 RGTNには、所蔵資料の登録番号が記録される。

RNWDT(最終データ更新日付 : Latest Renewal Date)


 データ要素検索キー(画面項目名)
最終データ更新日付(RNWDT)なし

 RNWDTには、データが最後に更新された日付が4桁の西暦年、2桁の月・日、計8桁の数字で記録される。

 データの修正が行われていない場合は、CRTDTと同一日付が記録される。

RNWFA(最終更新参加組織ID : Latest Renewal Library ID)


 データ要素検索キー(画面項目名)
最終データ更新
参加組織ID(RNWFA)
なし

 RNWFAには、データを最後に更新した参加機関の参加組織IDが記録される。

SAF(からも見よ参照形 : "See Also From" Reference)


 データ要素検索キー(画面項目名)
からも見よ参照形(SAFD)AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)
からも見よ参照形のヨミ(SAFR)AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)
 からも見よ参照形のその他のヨミ(SAFVR)AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)
からも見よ参照データID(SAFID)SAFID

 SAFには、目録規則で許容される別の形の著者の典拠形アクセス・ポイント、および著作の典拠形アクセス・ポイントが記録される。

 からも見よ参照形、およびからも見よ参照形のヨミは、からも見よ参照データIDが記録されている場合は、リンク先典拠データのHDNGフィールドのデータと同一である。

 からも見よ参照データIDは、リンク先典拠データのIDと同一である。

SF(から見よ参照形 : "See From" Reference)


 データ要素検索キー(画面項目名)
統一標目形フラグなし
から見よ参照形(SFD)AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)

から見よ参照形のヨミ(SFDR)

AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)

から見よ参照形のその他のヨミ(SFVR) AUTH(著者名典拠データ)
AUTH/TITLE(著作典拠データ)

 SFには、著者名/著作のタイトルの形のうち、典拠形アクセス・ポイント(HDNG)として採用しなかった異なる形が、異形アクセス・ポイントとして記録される。

 統一標目形フラグは使用しなかった目録規則に基づく標目形を記録する必要がある場合に記録していたが、NCR2018適用以降は和洋の目録規則を統一したため記録しないこととする。

SH(件名等 : Subject Headings)


 データ要素検索キー(画面項目名)
件名標目表の種類(SHT)なし
件名(SHD)SH
細目SH
件名のヨミ(SHR)SH
 件名のその他のヨミ(SHVR)SH
細目のヨミSH
件名の種類(SHK)なし

 SHには、件名標目、ディスクリプタ等が記録される。

 件名標目表の種類はコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.5』を参照。

 件名の種類はコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.5』を参照。

SMD(特定資料種別コード : Specific Material Designation Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
特定資料種別コード(SMD)なし

 SMDには、資料の種別が1桁のコードで記録される。

 なお、SMDはGMDを細分化したものであるので、必ず対応するGMDとともに表示される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.1』を参照。

TR(タイトルおよび責任表示に関する事項 : Title and Statement of Responsibility Area)


 データ要素検索キー(画面項目名)
本タイトル(TRD)TITLE/FTITLE
タイトル関連情報(TRD)TITLE/FTITLE
責任表示(TRD)AUTH
本タイトルのヨミ(TRR)TITLE/FTITLE
 本タイトルのその他のヨミ(TRVR)TITLE/FTITLE
タイトル関連情報のヨミ(TRR)TITLE/FTITLE
 本タイトル~責任表示AKEY
 本タイトルのヨミ~タイトル関連情報のヨミAKEY

 TRには、タイトルおよび責任表示が記録される。

 責任表示には、役割表示が含まれることがある。

TTLL(本タイトルの言語コード : Title Language Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
本タイトルの言語コード(TTLL)LANG

 TTLLには、本タイトルの言語が3桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.3』を参照。

TXTL(本文の言語コード : Text Language Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
本文の言語コード(TXTL)LANG

 TXTLには、本文の言語が3桁のコードで記録される。本文の言語が複数あるときは、主たる言語から順に複数のコードが示される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.3』を参照。

TYPE(逐次刊行物のタイプコード : Type of Serial Code)


 データ要素検索キー(画面項目名)
逐次刊行物のタイプコード(TYPE)なし

 TYPEには、逐次刊行物のタイプが1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.6』を参照。

TYPE(典拠形アクセス・ポイントに示される著者の属性コード : Type of Name)


 データ要素検索キー(画面項目名)
属性コード(TYPE)なし

 TYPEには、典拠形アクセス・ポイントに示される著者の属性が1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

ULPN(ULP番号 : Union List of Periodicals Number)


 データ要素検索キー(画面項目名)
ULP番号(ULPN)ULPN

 ULPNには、「学術雑誌総合目録」の旧版(和文編は1985年版以前の版、欧文編は1982年補遺版以前の版)に掲載された逐次刊行物のデータの雑誌番号が示される。

UTL(著作リンク : Work Link)


 データ要素検索キー(画面項目名)
主記入フラグ(UTFLG)なし
著作の典拠形アクセス・ポイント(UTHDNG)AUTH/TITLE
 著作の典拠形アクセス・ポイントのヨミ(UTHDNGR)AUTH/TITLE
 著作の典拠形アクセス・ポイントのその他のヨミ(UTHDNGVR)AUTH/TITLE
著作典拠データID(UTID)なし
その他の情報(UTINFO)なし

 旧統一書名リンク(Uniform Title Link)。

 UTLには、著作の典拠形アクセス・ポイントが記録される。

 主記入フラグは1桁のコードで記録される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.7』を参照。

 著作の典拠形アクセス・ポイントは、著作典拠データIDが記録されている場合は、リンク先著作典拠データのHDNGフィールドのデータと同一である。

 著作典拠データIDは、リンク先著作典拠データのIDと同一である。その他の情報には、著作の言語、出版年等が記録される。

VLYR(順序表示 : Numbering of Serials)


 データ要素検索キー(画面項目名)
初号の巻次なし
初号の年月次なし
終号の巻次なし
終号の年月次なし

 旧巻次年月次(Volumes and Years of Serial)。

 VLYRには、逐次刊行物の初号(変遷誌の場合は、改題等を行った最初の号)、および終号の順序表示が、当該逐次刊行物に表示されているとおりに記録される。ただし、明治以降の元号については省略して最初の1字のみが記録される。

VOL(巻冊次等 : Volumes)


 データ要素検索キー(画面項目名)
巻冊次VOL
説明語句VOL

 VOLには、出版物理単位に関する事項が記録される。

 巻冊次には巻次、回次、年次、部編名等が記録される。

 説明語句には製本種別等が記録される。

VT(その他のタイトル : Variant Titles)


 データ要素検索キー(画面項目名)
タイトルの種類(VTK)なし
その他のタイトル(VTD)TITLE
その他のタイトルのヨミ(VTR)TITLE
その他のタイトルのその他のヨミ(VTVR)TITLE

 VTには、本タイトル以外のさまざまなタイトルが記録される。

 タイトルの種類は2桁のコードで示される。

 コードについて詳しくは、『コーディングマニュアル(NCR2018対応版) 付録1.4』を参照。

XISBN(取消/無効ISBN : Extra ISBN)


 データ要素検索キー(画面項目名)
取消/無効ISBN(XISBN)ISBN

 XISBNには、以前のISBNが取り消された場合、資料に表示されているISBNが誤っている場合、13桁のISBNに対応する10桁のISBNを記入したい場合、または出版物理単位のISBNとは別にセットのISBNがある場合等に、当該ISBNが記録される。

XISSN(取消/無効ISSN : Extra ISSN)


 データ要素検索キー(画面項目名)
取消/無効ISSN(XISSN)ISSN

 XISSNには、以前のISSNが取り消された場合、または資料に表示されているISSNが誤っていた場合に、当該ISSNが記録される。

YEAR(刊年1、刊年2 : Year of Publication)


 データ要素検索キー(画面項目名)
刊年1(YEAR1)YEAR
刊年2(YEAR2)YEAR

 YEARには、出版・頒布等の日付に対応する年が4桁の西暦年で記録される。

 刊年1には主たる出版年、刊行開始年等が記録される。

 刊年2には刊行終了年等が記録される。

所蔵事項簡略表示(Brief Display of Member Library)


 データ要素検索キー(画面項目名)
参加組織ID(FANO)FANO
参加組織名略称(RYAKU)なし

 所蔵事項簡略表示には、参加組織に関する情報が示される。

 参加組織IDには、参加組織に対してシステムが付与した番号(参加組織ID)が示される。参加組織IDは8桁のコードである。

 参加組織IDの先頭2桁は常に「FA」である。

 次の6桁の数字は、参加組織毎に割り当てられる一意番号である。

 参加組織名略称は、参加組織が定め、システムに登録されている名称である。


[ページの先頭]