学術雑誌総合目録欧文編データ作成マニュアル
[目次]
[前ページ]1.5 作業内容
[次ページ]1.7 作業方法
1.6 国立情報学研究所からの送付資料
データ更新に必要な資料を各館に送付します。送付物が不足している場合等は,担当係(コンテンツ課文字情報係 連絡先 →p. 10)まで連絡してください。
1.6.1 基礎資料
書誌・所蔵データ確認のため,総合目録データベース(雑誌ファイル)の他,資料として,以下の2種類があります。
- (1)所蔵更新リスト(→ p. 7) 希望館のみ
- 各参加組織の所蔵データを,書誌データと共に抽出したリストです。予備アンケートにおいて指定された方式で参加組織単位か配置コード単位のいずれかで出力します。所蔵状況の確認をすると同時に,増加分の所蔵データの報告,及び報告済み所蔵データの修正を行うためのリストです。
また,書誌修正用データシートは,予備版の書誌データ部分をコピーし,貼付してください。
- (2)変遷マップリスト(→ p. 8) 希望館のみ
- 各参加組織の所蔵する逐次刊行物の変遷関係を図示したものです。
巻次・年月次の範囲を越える所蔵データや変遷関係等の確認のために使用します。
1.6.2 データシート
データ提出にあたっては,以下の4種類のデータシートを使用します。実際の作業内容については,「5. 作業内容」(→ p. 4)の項を参照してください。(各シートは, 更新方法に従い,一律配布しています。)
- (1)所蔵追加用データシート(→ p. 29)
- 所蔵追加作業で使用します。
- (2)書誌・所蔵追加用データシート(→ p. 33)
- 書誌・所蔵追加作業で使用します。
- (3)書誌修正用データシート(→ p. 37)
- 書誌修正作業で使用します。
- (4)変遷注記用データシート(→ p. 39)
- 変遷報告作業で使用します。
1.6.3 その他
- (1)データ作成マニュアル(本冊子) 希望部数に従い,一律配布
- 事業の概要とデータ記入の方法について説明したマニュアルです。
- (2)配置コード一覧 配置コードがあれば配布
- 国立情報学研究所に登録済みの各参加組織の配置コードを確認するためのものです。
送付資料の説明 (所蔵更新リスト)
所蔵更新リスト
送付資料の説明 (変遷マップリストの見方)
データ作成用の資料として配布する「変遷マップリスト」の見方について,以下に説明します。
- 1. 「変遷マップリスト」とは
- タイトル変更や合併・分離などで変遷のある逐次刊行物の相互関係を,一目で理解できるように工夫された図です。
ある雑誌が,以前どのような名前で呼ばれていたか,関連する雑誌にはどのようなものがあるか,などを容易に調べることができます。
また,リスト中の矢印で結ばれたかたまりを「ファミリー」と呼びます。
- 2. 変遷の種類
- 変遷関係は次の3つに整理されます。
- 継続: A誌がB誌にタイトルが変わるケース(合併・分離を含む)
- 派生: A誌からB誌が生じるケース(派生後はA誌・B誌ともに存在する)
- 吸収: A誌がB誌に含み込まれるケース(吸収後はB誌のみ存在する)
- 3. 図(マップ)の構成
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- 4. 書誌との相互参照
- マップには,各図書館室の報告済所蔵に関連するもののみ掲載されています。配列はファミリーID順です。ファミリーIDは,総合目録データベース(雑誌ファイル)では,「FID」フィールドに,所蔵更新リストにおいてはFMLY:に続く番号で指示されています。
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