各項目中のデータ要素は,原則としてISBD(ISBDに対応しない項目についても類似の形式)に従って記述する。
このブロックは,次の諸要素からなる。
コード類は,原則として,USMARCフォーマットのコード体系に準拠する。
このブロックは,目録記入の記述の部分に相当する。
各フィールドのデータは,ISBD区切り記号法に準拠して記述するが,各データ要素の機械的識別のため,一部の記号法を改変して使用するところがある。
データの記述にあたって適用する目録用言語は,原則として日本語資料,中国語資料,韓国・朝鮮語資料については日本語,左記以外の資料については英語とする。
このブロックでは,変遷ファミリーID及び変遷注記が表示される。
これらの項目では,国立情報学研究所が,タイトル変遷データセット中のデータとの間のリンク形成を行う。
このブロックでは,目録作業時に,著者名典拠データとのリンク形成を行う。リンク形成後,ALフィールドにはリンク関係の情報が示される。
ただし,リンク形成を行わない場合,ALフィールドは,本基準8の項で定める典拠形アクセス・ポイントを記録するために使用する。
なお,雑誌書誌データにおいては,書誌構造の上下関係のリンクは行わない。
また,水平(変遷)関係に関しては,タイトル変遷データセットを構築し,書誌データ間のリンク形成を行う。(6.1.3参照)
このブロックでは,標準的な件名等を記録する。