目録情報の基準 第6版


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[前ページ] 5.2 図書所蔵データ
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5.3 図書所蔵データの構成と記述規則

  第5版適用以前の図書所蔵データの構成と記述規則は,以下のようになっていた。

 1件の書誌データに対応する資料が上,中,下等の出版物理単位に分かれ,各出版物理単位に対応する請求記号等を識別する必要がある場合は,出版物理単位に関するフィールドを繰り返して表現する。

 出版物理単位に関するフィールドの繰り返しは,書誌データ作成時に,VOLフィールド(巻次等)を繰り返し作成することに対応して作成される。

 また,第5版適用以前に作成されたバランスしない書誌構造においては,親書誌データに対して所蔵リンクを形成することがある。

 第5版適用以降は,書誌データは原則として出版物理単位ごとに作成されるため,対応する所蔵データにおいてもVOLグループを繰り返し作成してはならない。ただし,4.3.2にあげた例外を除く。

 同一配置コード内の複本の表現は,CLNフィールドに複本記号を伴った請求記号を記録する,RGTNフィールドにハイフンで結んだ登録番号を記録する,LDFフィールドに複本の部数を記録する等,各参加組織が,独自の方法を採ることができる。


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