目録情報の基準 第5版
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8.5 からも見よ参照
からも見よ参照(SAF)は,目録規則において同一個人に対して複数の形が許容されている場合,又は団体名の変更によって複数の形が生じる場合に,それぞれの形を相互に関連づけるための項目である。
- からも見よ参照においては,相互参照先の著者名典拠データの統一標目形が示される。
- からも見よ参照においても,「説明つき参照」は作成しない。必要があれば単純な一対一の相互参照を複数作成する。説明の情報は,必要に応じて,NOTEフィールドに記録する。
解説(参照作成の留意点)
参照作成の際は,以下の点に留意する。
- 団体が名称を変更した場合,一般には,一連の名称の変化に関し,前後の名称に対して参照を作成する。
- 団体が名称を変更した場合,それぞれの名称の下に従属的に記入される下部組織間では,その関連が明確であるならば参照を作成することができる。
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