NACSIS-CAT全国雑誌所蔵データ更新作業マニュアル
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[次ページ] 4.3 所蔵データの作成

4.2 Bフォーマット


4.2.1 レコードのレイアウト

所蔵データの1フィールドが,1レコードになります。
 (属性の「9」は数字,「X」は英数字・漢字を意味します)

項目名 パス
繰返数
フィールド繰返数 リンク フィールド 1 フィールド 2 * バイト数 フィールドデータ
パス名 添字 フィールド名 添字 フィールド名 添字
バイト数 1 1 2 7 5 3 5 3 5 可変
属性 9 9 X 9 X 9 X 9 9 X

*フィールド2は,今回は使用しません。

4.2.2 項目の説明

(表1)
項目名 内容
固定部
32バイト
パス繰返数 常に数字の「 1 」をうめてください
フィールド繰返数 常に数字の「 2 」をうめてください
リンク パス名 常に英文字「 SH 」をうめてください
添字 所蔵データが変わるごとに,1つずつ上昇した数字をうめてください
フィールド 1 フィールド名 表 2 のフィールド名を参照
添字 常に数字の「 001 」をうめてください
フィールド 2 * 2 フィールド名 常にスペースをうめてください
添字 常に数字の「 000 」をうめてください
データのバイト数 可変部の実データの長さをうめてください。なお,シフトコードは実データとして取扱ってください
可変部* 1 フィールドデータ 各フィールドの実データ ( 表 2 および「 4 . 所蔵データの提出例」(→p.86)) を参照してください
*1 可変部のデータ長は,0〜4060バイト
*2 フィールド2は,今回は使用しません。

4.2.3 フィールドの説明

ここで言う「フィールド」とは,「フィールド1」のことです。
 「フィールド2」は使用しません。
 各所蔵データの先頭は必ず"CMMND"というフィールドで始めてください。

なお,HLV,HLYR,CONT,CLN,LDFおよびLTRのデータ記述の方法については,「2章 所蔵データ記入解説」(→p.13),「付録C データ記述文法」(→p.122)を参照してください。

(表2)
フィールド名 長さ 内容
CMMND 1 更新指示子
「 R 」:レコード単位の置換または追加
「 C 」:フィールド単位の置換,追加または削除
「 D 」:所蔵データの削除
HID 12 所蔵レコード ID
ただし,新規に所蔵データを追加する場合は,このフィールドは存在しません。
( 更新指示子「 R 」 )
BID 10 書誌 ID
LID 8 参加組織コード
「 FA 」で始まる 8 桁のコードを記録してください
LNAME 参加組織略称 ( 漢字形 )
国立情報学研究所に登録されている略称を記録してください
LOC 配置コード
国立情報学研究所に登録されているコードを記録してください
HLV 最大 400 所蔵巻次データ
HLYR 最大 254 所蔵年次データ
CONT 1 受入継続表示
継続して受け入れる場合に「+」を記録してください。
受け入れない場合は,このフィールドは存在しません。
CLN 最大 64 請求記号
LDF 最大 254 図書館定義フィールド
LTR 最大 1024 ローカルトレーシング
必要に応じて各図書館独自の標目を入力してください



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