YEAR | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 | |
(Group Field) 刊年1、刊年2 |
必須2 | 可変長 | 1 | ||
刊年1 | (必須1) | (固定長) | (4バイト) | ||
刊年2 | (必須2) | (固定長) | (4バイト) |
記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。
フィールド内容については、2.1.5 YEARにおいての規定に準ずる。
YEARフィールドのデータ要素は、刊年1及び刊年2である。
刊年1には、出版・頒布等開始の日付に対応する西暦年を記録する。
刊年2には、出版・頒布等終了の日付に対応する西暦年を記録する。
PUBフィールドの出版・頒布等の日付データ。
複製資料の場合は、NOTEフィールドに記録された、原本の出版・頒布等の日付データ。(→ 4.0.2C2)
刊年1、及び刊年2には、4桁の西暦年を記入する。
刊年1と刊年2の間には、半角スペース1つを置く。
YEAR:1986 1990 PUB:東京 : 三井銀行調査部 , 1986-1990
YEAR:1990 PUB:三鷹 : 国立天文台 , 1990-
出版が開始された年内に出版・頒布が終了した場合は、その同一西暦年を刊年1としても刊年2としても記入する。
YEAR:1987 1987 PUB:東京 : 交通協力会 , 1987
出版日付と頒布日付が異なる場合は、出版日付に対応する西暦年を記録する。
YEAR:2022 PUB:[国立] : 日本国際著作権法学会 , 2022.12- # (空値) PUB:東京 : 有斐閣 , 2023.1- # d
明確な出版・頒布日付の表示がないために、著作権日付、製作日付、序文・あとがき等の日付、推定による出版・頒布日付を PUBフィールドに(複製資料の場合はNOTEフィールドに)記入した場合は、それらの日付に対応する西暦年を記録する。
初号あるいは終号に出版・頒布日付の表示がなく、かつ著作権日付(又は製作日付)の表示もない場合
YEAR:1983 PUB:[東京] : 国際交流基金 , [1983]- NOTE:出版年は序による
初号、あるいは初号と終号の双方を所蔵しているが、出版・頒布日付の表示がないため、規定の情報源以外からの情報を記録する、あるいは情報を推定補記する場合
YEAR:1977 PUB:東京 : 全日本舞踊連合 , [1977]-
YEAR:1972 1976 PUB:大阪 : 大阪府医師会 , 1972-[1976]
YEAR:1966 1970 PUB:東京 : 音楽之友社 , [1966]-[1970]
出版・頒布日付に対応する西暦年が不明の場合は、不明部分の数字をハイフンで代用する。 まったく推定不能の場合のみ4桁ともハイフン「-」を記入する。
YEAR:19-- PUB:大阪 : 日本貿易振興会大阪支部 , [1900年代]-
初号を所蔵していないため、出版・頒布開始日付がPUBフィールドに記入できない場合でも、刊年1には推定可能な部分までを数字で記入し、不明部分のみハイフンを記入する(初号を所蔵していない場合、PUBフィールドには出版・頒布開始日付を推定記入してはならない)。
終号は所蔵しているが、初号を所蔵していないために出版・頒布開始の日付が確認できない場合
YEAR:1--- 1990 PUB:東京 : 経済調査会出版部 , -1990 NOTE:記述はNo. 726 (昭36.11)による
初号と終号の双方を所蔵していないために出版・頒布開始及び出版・頒布終了の日付が共に確認できない場合(刊行継続中のため、終号が事実上存在しない場合を含む)
所蔵巻号No.2, 2007.8発行,年1回刊の場合 YEAR:200- PUB:岡山 : 日本細胞生物学会 NOTE:記述はNo. 2 (2007.8)による
複製資料の場合は、原本の出版・頒布開始の日付に対応する西暦年を刊年1に、原本の出版・頒布終了の日付に対応する西暦年を刊年2に記入する。
YEAR:1951 1971 PUB:京都 : 臨川書店 , 1985 NOTE:原本の出版事項: 東京 : 俳文學會, 1951-1971
刊年1及び刊年2には、年月次データを記入してはならない。
同一の号が何刷も重ねて出版されている場合、刊年1、及び刊年2には、初刷の出版・頒布日付を記入する。
複製資料の場合、刊年1及び刊年2には、複製時の出版・頒布日付を記入してはならない。
終号は所蔵しているが、初号を所蔵していないため、出版・頒布開始日付がPUBフィールドに記入できない場合は、必ず刊年1に推定される刊年(不明部分はハイフン)と記入したうえで、刊年2を記入する。刊年2のデータだけを単独で記入してはならない。
刊年1と刊年2の間には、スペース以外の文字を記入してはならない。