UTL | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 | ||
1) | 2) | |||||
(Group Field) 著作(統一書名)リンク |
必須2 | 可変長 | 1024バイト | 255 | ||
主記入フラグ | (選択) | (選択) | (固定長) | (1バイト) | (1) | |
著作の典拠形アクセス・ポイント | (自動付与) | (必須1) | (可変長) | (254バイト) | (1) | |
著作の典拠形アクセス・ポイントのヨミ | (自動付与) | (必須2) | (可変長) | (254バイト) | (1) | |
著作の典拠形アクセス・ポイントのその他のヨミ | (自動付与) | (必須2*) | (可変長) | (254バイト) | (2) | |
著作典拠データID | (自動付与) | (不使用) | (固定長) | (10バイト) | (1) | |
その他の情報 | (必須2) | (必須2) | (可変長) | (254バイト) | (1) |
1) 著作リンクを形成する場合 2)著作リンクを形成しない場合
*ヨミは、典拠形アクセス・ポイントに日本語がある場合などに記録する。
記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。
UTLフィールドには、目録対象資料に関わる著作の典拠形アクセス・ポイントに関する情報、すなわち、主記入フラグ、著作に対する典拠形アクセス・ポイント、著作に対する典拠形アクセス・ポイントのヨミ、著作に対する典拠形アクセス・ポイントのその他のヨミ、著作典拠データID、その他の情報をデータ要素として記録する。
ただし、著作に対する典拠形アクセス・ポイントのその他のヨミについては、本項では取り扱わない。関連する各コーディングマニュアル等を参照のこと。
記述ブロック及びPTBLフィールドに記録されている無著者名古典、聖典(及びその部編)、日本語・中国語等の古典作品(著者を有するものを含む)については、当該著作に対応する各UTLフィールドを原則として作成する。
記述ブロックに記録されている音楽作品(及び作品の部分)については、当該作品に対応する各UTLフィールドを原則として作成する。ただし、多くの内容作品をもつ合集については、集合タイトルのもとにUTLフィールドを作成することができる。
その他識別する必要があると判断した著作以外のものはこのフィールドには記録しない。 (→「目録情報の基準 第6版」9.2.1、9.6.2)。
(誤) TR:ジャッカルの日 / フレデリック・フォーサイス著 ; 篠原慎訳||ジャッカル ノ ヒ UTL:The day of the Jackal
当該フィールドに記録された著作の典拠形アクセス・ポイントが基本記入の標目である場合、アステリスク(*)を記録することができる。(→ 付録 1.7 主記入フラグコード表)
リンク形成時に、自動的にリンク先著作典拠データのHDNGフィールドの情報が記録される。
リンク形成時に、自動的にリンク先典拠データIDが記録される。
UTL:竹取物語 (KOTEN:5389)||タケトリ モノガタリ <EA00008747> UTL:Gawain and the Grene Knight <EA0002039X>
その他の情報には当該著作の言語、版、刊行年等を記録することができるが、記録するかどうかは各参加組織が選択する。
なお、参照データセットおよびPREBOOKデータセットには、言語の情報が含まれる場合もあるが、これらのデータを利用したデータ登録の際に、UTINFOに格納されている情
報を削除する必要はない。
前記E1.1と同じ方法で記録することができる。
著作の典拠形アクセス・ポイントについては、フィールドの作成の根拠となった名称のアクセス・ポイントに基づいて記録する。(→ 6.2.1 HDNG)
また、著作の典拠形アクセス・ポイントのヨミについては、当該著作の典拠形アクセス・ポイントの識別要素を除いた部分に対応するヨミを記録する。
記録しない。
前記E1.4と同じ方法で記録する。
記述ブロック及びPTBLフィールドに記録されている無著者名古典等が複数ある場合には、その著作ごとにフィールドを繰り返して記録する。
主記入フラグを記録するかどうかは、各参加組織が選択する。
著作リンクは可能な限り形成する。しかし、既存の典拠形アクセス・ポイントとの同定が困難な場合は、これを形成しなくてもよい。
「その他の情報」に、当該著作の言語、版、刊行年等を記録するかどうかは、各参加組織が選択する。
リンク先のデータ要素が修正され、UTLフィールドのデータ要素と一致しなくなった場合は、UTLフィールドのデータ要素が自動的に更新され、リンク先のデータ要素と一致した形に修正される。
データ要素が自動的に更新される以前の段階で、書誌データを修正した場合にも、UTLフィールドのデータ要素の更新が行われる。
解説、論評の対象著作は、その作品自体が当該資料に収められている場合はUTLフィールドに記録するが、そうでなければUTLフィールドではなくSHフィールドに統一タイトル件名として記録する。