目録情報の基準 第6版


[目次]
[前ページ] 3.1 データ作成
[次ページ] 3.3 所蔵データのみの作成

3.2 リンク形成

 データ間のリンク関係は,本基準2.8に示したとおりである。

 リンク形成には,書誌データと所蔵データ間のリンクのように自動的に行われるものと,リンク形成の操作を行うものがある。

 リンク形成の操作はいずれも任意であり,次のものがある。

1.子書誌データと親書誌データ間のリンク
2.書誌データと著者名典拠データ間のリンク
3.図書書誌データと著作典拠データ間のリンク
4.典拠データと典拠データ間のリンク

 なお,タイトル変遷リンクについては,参加組織からの報告に基づき,国立情報学研究所で作成する。

3.2.1 リンク形成

 リンク形成は,リンク先データが既に書誌データセット又は典拠データセット中に存在するか否かによって,その後の操作が異なる。

1.該当データが存在する場合は,単なるリンク形成のみを行う
2.該当データが存在しない場合は,まずリンク先データの作成を行い,その後にリンク形成を行う

3.2.2 リンク形成に先立つデータ作成

 リンク先データが総合目録データベース中に存在しない場合,リンク形成の前にデータ作成を行う必要がある。(本基準3.1参照)


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