ILLシステム操作マニュアル 第8版 > 5 依頼館業務 > 5.16 レコードの状態を戻す |
処理を間違えてしまった時などに,レコードを一つ前の状態に戻す。
1 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]ボタンによってひとつ前の状態に戻すことができる。
2 レコードの状態がひとつ前に戻った。
依頼館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。
実行前 | コマンド | 実行後 | [CALLBACK]実行後 |
準備中 | ORDER | 未処理 | 準備中 |
CANCEL | CANCEL | ||
照会 | ANSWER | 回答待 | 照会 |
CANCEL | CANCEL | 準備中(例外)※ | |
到着処理中 | OK | 確認 | 到着処理中 |
CLAIM | クレーム未処理 | ||
BORROW | 借用中 | 到着処理中(制限あり) | |
借用中 | SENDBACK | 返送 | 借用中 |
RENEW | 更新請求 |
※ 「照会」→「CANCEL」について[CALLBACK]を実行すると「準備中」になる。
[BORROW]の状態復帰の制限
「更新請求」「返送」を経て「借用中」に戻ったレコードは,「到着処理中」に戻すことができない。
料金相殺の対象になった「確認」「返却確認」のレコード
ILL文献複写等料金相殺サービス参加館間でやりとりされた処理対象のレコードは,料金相殺処理以後,状態を戻すことができなくなる。
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