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5.16 レコードの状態を戻す

処理を間違えてしまった時などに,レコードを一つ前の状態に戻す。


■ 操作例


1 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]ボタンによってひとつ前の状態に戻すことができる。



2 レコードの状態がひとつ前に戻った。


ヒント

依頼館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。

実行前コマンド実行後[CALLBACK]実行後
準備中ORDER未処理準備中
CANCELCANCEL
照会ANSWER回答待照会
CANCELCANCEL準備中(例外)※
到着処理中OK確認到着処理中
CLAIMクレーム未処理
BORROW借用中到着処理中(制限あり)
借用中SENDBACK返送借用中
RENEW更新請求

※ 「照会」→「CANCEL」について[CALLBACK]を実行すると「準備中」になる。

[BORROW]の状態復帰の制限
「更新請求」「返送」を経て「借用中」に戻ったレコードは,「到着処理中」に戻すことができない。

料金相殺の対象になった「確認」「返却確認」のレコード
ILL文献複写等料金相殺サービス参加館間でやりとりされた処理対象のレコードは,料金相殺処理以後,状態を戻すことができなくなる。


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