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依頼を取り消して,レコードの状態を「CANCEL」にする。
1 [CANCEL]ボタンによって依頼を取り消す。
2 レコードは「CANCEL」の状態でデータベース上に保存される。
「CANCEL」にするケース
・利用者から依頼の取り消しがあった。
・文献が入手できなかった。
受付館に依頼取り消しの連絡が必要な場合
・「処理中」のレコード
・「新着照会」「照会」で,返答が求められているレコード
参照: 「5.1.6 依頼を取り消す」
「CANCEL」のレコードについて
「CANCEL」のレコードは,[CANCEL]コマンド実行直後の簡略表示画面では表示されるが,次回からは表示されない。ただし,レコード自体は「CANCEL」の状態でILLデータベースに保存されているので,必要に応じて検索することができる。
参照: 「7 ILLレコード検索」
「CANCEL」状態のレコードを用いて再依頼する場合
状態復帰コマンド[CALLBACK]実行により,レコードの状態を「準備中」にすることができる(「CANCEL」のままでは再依頼できない)。「照会」から[CANCEL]コマンドを実行したレコードも,[CALLBACK]で「準備中」となる。
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