ILLシステム操作マニュアル  第8版 > 5 依頼館業務 > 5.11 依頼を取り消す

  << 5.10 「照会」の処理(次候補館へ転送する場合)  |  5.12 到着資料について受付館へ問合せる >>


5.11 依頼を取り消す

依頼を取り消して,レコードの状態を「CANCEL」にする。


■ 操作例


1 [CANCEL]ボタンによって依頼を取り消す。



2 レコードは「CANCEL」の状態でデータベース上に保存される。


ヒント

「CANCEL」にするケース
・利用者から依頼の取り消しがあった。
・文献が入手できなかった。

受付館に依頼取り消しの連絡が必要な場合
・「処理中」のレコード
・「新着照会」「照会」で,返答が求められているレコード
参照: 「5.1.6 依頼を取り消す」

「CANCEL」のレコードについて
「CANCEL」のレコードは,[CANCEL]コマンド実行直後の簡略表示画面では表示されるが,次回からは表示されない。ただし,レコード自体は「CANCEL」の状態でILLデータベースに保存されているので,必要に応じて検索することができる。
参照: 「7 ILLレコード検索」

「CANCEL」状態のレコードを用いて再依頼する場合
状態復帰コマンド[CALLBACK]実行により,レコードの状態を「準備中」にすることができる(「CANCEL」のままでは再依頼できない)。「照会」から[CANCEL]コマンドを実行したレコードも,[CALLBACK]で「準備中」となる。


ILLシステム操作マニュアル  第8版 > 5 依頼館業務 > 5.11 依頼を取り消す

  << 5.10 「照会」の処理(次候補館へ転送する場合)  |  5.12 到着資料について受付館へ問合せる >>

  [ページの先頭]


Copyright(C) National Institute of Informatics