(1) 情報源についての注記−記述の根拠とした巻号
初号以外の号に基づいて書誌記述を行った場合,その号の巻次・年月次について注記してください。
ここでは,その号が仮に初号であったとした場合にVLYRに記入する形式の巻次年月次を記入してください。
(例) 記述は4巻1号 (昭58.1)による |
(2) 情報源についての注記−本タイトルの情報源箇所
記述対象資料に表紙がなく,本タイトルをその他の情報源箇所から採った場合は,その情報源箇所について注記してください。
(例) タイトルは標題紙による |
(3) タイトル関連情報についての注記
A. 初号もしくは記述の根拠とした号以降に現れたタイトル関連情報について対応する巻次・年月次と共に注記してください。
(例) タイトル関連情報: 情報科学学会誌 (22巻1号 (1995)-) |
B. タイトル関連情報の変更について変更があった巻次・年月次と共に注記してください。
(例) タイトル関連情報の変更: 図書館学入門(-3号 (平5))→図書館情報学入門(4号 (平6)-) |
(4) 並列タイトルについての注記
A. 初号もしくは記述の根拠とした号以降に現れた並列タイトルについて対応する巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 並列タイトル追加: Business accounting (1988-) |
B. 並列タイトルの変更について変更があった巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 並列タイトル変更: International studies (創刊準備号 (1988))→ Obirin University of studies (創刊号 (1989)-) |
(5) 責任表示についての注記
A. 初号もしくは記述の根拠とした号以降に現れた責任表示について対応する巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 責任表示追加: 学術情報センター (昭60-) |
B. 責任表示の変更について変更があった巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 責任表示の変更: 東洋大学経済学界 (-26号 (1961.6))→東洋大学経済研究所 (27号 (1962.6)-) |
C. 当該雑誌の識別のために重要と考えられる個人編者名について注記してください。
(例) 個人編者: 内村鑑三 |
(6) 出版地・出版者についての注記
A. 初号もしくは記述の根拠とした号以降に現れた出版地・出版者について対応する巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 出版者の追加: 日本関税協会 (No. 132 (昭62)-) |
B. 出版地・出版者の変更について変更があった巻次・年月次と共に注記してください。
(例) 出版地変更: 東京 (-12号 (1989))→国立 (13号 (1990)-) |
C. その他当該雑誌の出版に関する特徴的あるいは変則的な事柄について注記してください。
(例) 出版地は開催のたびに変更 |
(7) 複製版についての注記
A. 複製時に付与されたタイトルについて注記してください。
(例) 復刻のタイトル: 同胞 |
B. 共に合刻されている雑誌のタイトルについて注記してください。
(例) 「南越」と合冊復刻 |
C. 原本の出版事項について注記してください(判明した場合は,原本の刊行頻度,ISSN等の書誌事項についても注記してください)。
(例) 原本の出版事項: 京都 : 国民研究 |
D. 合刻複製版の場合,原本の変遷関係について注記してください。
(例) 原本の継続後誌: 新小説 |
(8) 合冊誌についての注記
A. 共に合冊されている雑誌のタイトルについて注記してください。
(例) 「日本眼科紀要」と合冊刊行 |
(9) 巻次年月次についての注記
A. 巻次・年月次(VLYR)として明記しなかった表示について注記してください。
(例) 昭和43年1月調査には第11回の表示あり |
B. 変則的あるいは特異な番号付け,誤った番号付けについて注記してください。
(例) 誤植: 35巻4号の表紙に35巻3号と誤植 欠番: 333号 |
C. 年刊またはそれより刊行頻度の少ない刊行物で,巻や号の対象としている期間が暦年以外の場合,その期間について注記してください。
(例) Report covers fiscal year Each issue covers: July 1-June 30 |
D. 休刊の事実について注記してください。
(例) 休刊: 昭和18-26年 |
(10) その他のタイトルについての注記
A. タイトルの種類コード=OHを付与した「その他のタイトル」のタイトルとその性格,表示巻次年月次,表示箇所について注記してください。
(例) 45号(昭44)の裏表紙タイトル: Kokusai jihyo |
B. 識別タイトルが多数ある場合,その旨注記してください。
(例) 各号に個別のタイトルあり |
(11) 参照ファイルから流用入力したデータについての注記(オンライン館のみ)
(例) JP/MARCによる巻次・年月次: 7巻7号 (昭35)- (手元に初号の情報源がないため,VLYRフィールドには記 入できないが,JP/MARCで初号の巻次年月次が確認できた 場合) |