学術雑誌総合目録欧文編データ作成マニュアル


[目次]
[前ページ]4.1 所蔵年次データ(HLYR)
[次ページ]4.3 受入継続予定

4.2 所蔵巻次データ(HLV)

4.2.1 記入の原則







4.2.2 記号の使用法

 記号の使用法は,以下の通りとします。

− ハイフン
巻号の継続状況を表示
ただし,ハイフンでつなぐことができるのは,号レベル同士,完全巻同士等,同種の表示に限りますので御注意ください。(→ p. 51)

, コンマ
巻号の区切りに使用

( ) 丸カッコ
1つの巻レベルに属する号レベルの所蔵をカッコ内に数字で表示
丸カッコのみ記入し,カッコ中に数字を記入しない場合もあります。(→p. 50)

+ プラス
受入継続予定の表示
(オンライン館,WebUIP館は,CONTフィールドに記入します)

; セミコロン
巻次変更(→ p. 55)の表示

4.2.3 巻レベルと号レベル






目録対象資料上での実際の表現例 記入上でのレベル
巻レベル 号レベル


no.
vol.
year
no.
vol.
year




no. − pt.
vol. − no.
vol. − no.(号) / no.(通号)
vol. − Spring等の季節
vol. − June等の月次
year − no.
no.
vol.
vol.
vol.
vol.
year
pt.
no.
no.(号)
季節
月次
no.


vol. − no. − pt. vol. no.

(例) no. 5           → 5     (1階層→巻レベル記入)
   11 Jahrg., Heft 12   → 11(12)   (2階層→巻・号レベル記入)
   Vol.1,no.2,pt.1-3    →1(2)    (3階層*→巻・号レベル記入)
*3つ目の例において,no.2に属する分冊が全て揃っていない場合は,no.2は欠号扱い。

4.2.4 記入の方法

(1) 数字による記入


(例)Ser.Aの11巻が,「11A」「A11」のように表示されている場合
      →     「A」は省き,「11」とだけ記入

(2) 数字以外の表示に対する記入


(例) vol. 5, no. 3     →    5(3)
   1ere anne , no. 1    →    1(1)


(例1) May 1977    →  1977(5)
    Oct. '99*    →  1999(10)
(例2) Summer 2000 → 2000(2)
    Winter 2000 → 2000(4)
(例3) First Quarter 1998 → 1998(1)
    Third Quarter 1998 → 1998(3)
*アポストロフィを使用するなどして短縮された西暦紀年は4桁に補正してください。


(例) vol. 8, easter issueがvol.8の第何号目に相当するか不明の場合
        →   8( )


(例) Premiere issueという表示をもつ1号の前にPromotional issueが存在した場合
      Promotional issue   →    0
      Premiere issue     →    1


(3) 継続表示の記入(巻レベル)


(例) vol. 1 からvol. 20まで完全巻として連続して所蔵している場合
        →   1-20

(4) 欠号の記入


(例1) vol. 1とvol. 3を欠号なく所蔵し,vol. 2は1号も所蔵していない場合
       →    1,3
(例2) no. 1からno. 5まで欠号なく連続して所蔵し,更にno. 8を完全巻として所蔵している場合
       →    1-5,8

A.カッコ内に実際に所蔵する号レベルの数字を列記する

B.号レベルの数字を記入せずにカッコだけを添える


(例) vol. 2, no.2,vol. 2, no.4,vol. 4, no. 3を所蔵する場合
    ○ 2(2,4),4(3)・・・Aの方法
    ○ 2(),4()  ・・・Bの方法
    × 2(),4(3)  ・・・A,B,どちらかに統一が必要


(例) vol. 2, no.2,vol. 2, no.4,vol. 4, no. 3を所蔵する場合
    ○   2(2,4),4(3)
    ×   2(2),2(4),4(3)

(5) 継続表示の記入(号レベル)


(例) vol.1のno.1からno.9,no.11とno.12を継続して所蔵する場合(no.10欠)
         →    1(1-9,11-12)

(6)不完全巻の継続表示



(例) no. 1からno. 8までとno. 10はそれぞれ不完全巻で所蔵しているが,途中のno. 9は完全巻である場合
     →  1()-8(),9,10()

注意事項


* 号レベル相互
* 完全巻相互
* カッコのみを添えた形の不完全巻表示相互






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