NBN | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 |
全国書誌番号 | 必須2 | 可変長 | 32バイト | 255 |
記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。
NBNフィールドには、目録対象資料にかかわる全国書誌番号を記録する。
全国書誌番号は、全国書誌に掲載される書誌データに対して、全国書誌作成機関が付与した番号である。
NBNフィールドには、目録対象資料の出版国における全国書誌番号を記入する。(例:日本の全国書誌作成機関である国立国会図書館が付与したJP番号)
NBN:JP69000001 TR:データ通信の基礎 / 米沢威行著||データ ツウシン ノ キソ (全国書誌番号が単数の場合)
目録対象資料にかかわる全国書誌番号が複数ある場合は、NBNフィールドをその数だけ繰り返し、番号の昇順に、それぞれの番号を記入する。
JP番号の場合、番号を構成する4桁目の数字の直後に表示されるハイフンを記入するかどうかは、各参加組織が自由に選択する。
記録する全国書誌番号の数は、各参加組織が自由に選択する。
出版国における全国書誌番号以外の全国書誌番号は、OTHNフィールドに記録することができる。(→2.1.19 OTHN)
1つのNBNフィールドに複数の全国書誌番号を記入してはならない。
出版物理単位と全国書誌番号とは、1対1で対応していなくてもよい。
全国書誌番号先頭の英文字は、省略しない。
JP番号のハイフンを記入しない場合、5桁目の数字は4桁目の数字の直後に字あけせずに記入する。ハイフンの代わりにスペースを記入したり、その他の記号等を記入してはならない。
ハイフンについては、目録システム登録後に正規化処理が行われる。 (→ 付録 2.2 正規化処理)
NBNフィールドには、外部機関作成書誌データを元にしたシステム追記(→「目録情報の基準 第5版」4.7.1)が行われることがある。
システム追記では、NBNフィールドの各項目を文字列完全一致で比較し、同じものがない場合に、フィールドを追加しデータが記入される。