目録システムコーディングマニュアル(CAT2020対応版)


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8.3.4 DATE

8.3.4A 〔形式〕

DATE 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
時間 選択 可変長 254バイト 1
   生年 (選択)   
没年 (選択)

8.3.4B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.5 著者名典拠データの記述文法」を参照のこと。

8.3.4C 〔フィールド内容とデータ要素〕

C1

 DATEフィールドには、統一標目形(HDNG)にかかわる時間情報をコード化して記録する。
 DATEフィールドのデータ要素は、生年及び没年である。
 生年には、統一標目形に示される個人の生年月日に対応する西暦年を記録する。
 没年には、統一標目形に示される個人の没年月日に対応する西暦年を記録する。

C2

 DATEは、統一標目形にかかわる時間情報による検索、統計処理等を可能にするために設けられたフィールドである。

8.3.4D 〔データ記入及び記入例〕

D1

 生年及び没年には、西暦年を記入する。
 生年と没年の間には、ハイフン(-)を記入する。

HDNG:阿部, 次郎(1883-1959)||アベ, ジロウ
DATE:1883-1959
HDNG:清原, 夏野(782-837)||キヨハラ, ナツノ
DATE:782-837

D2

 生没年が推定年であっても、生年及び没年には対応する西暦年を記入する。
 生没年に対応する西暦年が不明の場合は、不明部分の数字をハイフンで代用する。

8.3.4E (選択事項)

 生年及び没年が判明している場合、生年及び没年をともに記入するかどうかは、各参加組織が自由に選択する。

8.3.4F 《注意事項》

F1

 没年が不明の場合は、生年に対応する西暦年のみを記入する。

HDNG:栗林, 彰(1965-)||クリバヤシ, アキラ
DATE:1965

F2

 生年が不明の場合は、まずハイフンを記入し、その直後に、没年に対応する西暦年を記入する。

HDNG:源, 重之(-1000)||ミナモト, シゲユキ
DATE:-1000
HDNG:鈴木, 貞斎(-1740)||スズキ, テイサイ
DATE:-1740

F3

 ハイフンは、生年の直後に記入する。また、没年は、ハイフンの直後に記入する。
 ハイフンの前後にスペースを記入してはならない。

F4

 生没年月日までが判明したとしても、記述は年までに留め、月日は記述してはならない。これは著者各個人のプライバシー上の問題が発生する可能性があるためである。

〔関連項目〕


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