SAF | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 | ||
1) | 2) | |||||
(Group Field) からも見よ参照形 |
選択 | 可変長 | 32 | |||
名称 | (自動付与) | (必須1) | (可変長) | (254バイト) | (1) | |
識別要素 | (〃) | (必須2) | (可変長) | |||
名称のヨミ | (〃) | (必須2) | (可変長) | (254バイト) | (1) | |
名称のその他のヨミ | (〃) | (必須2) | (可変長) | (254バイト) | (2) | |
データID | (〃) | (不使用) | (固定長) | (10バイト) | (1) |
*1):参照リンクを形成する場合、2):参照リンクを形成しない場合
SAFフィールドには、相互参照先の著者名典拠データの典拠形アクセス・ポイントを記録する。
相互参照先の著者名典拠データとリンク関係を成立させた場合には参照先のデータIDが含まれる。
名称のその他のヨミについては、本項では取り扱わない。関連する各コーディングマニュアル等を参照のこと。
SAFフィールドは、複数の典拠形アクセス・ポイントを持つ個人において、それぞれを関連づけるために設けられたフィールドである。
同一人物に対して複数の名称が知られている場合、その名称をSFフィールドに記録するかSAFフィールドに記録するかは次の点を考慮して判断する。すなわち、次のような場合は、SAFフィールドに記録する。
相互参照先のデータとリンク関係を成立させる場合は、システムが自動的に参照先の典拠形アクセス・ポイント(HDNG)をSAFフィールドに埋め込むので、目録作成者は記録する必要はない。
HDNG:折口, 信夫, 1887-||オリクチ, シノブ SAF:釈, 迢空, 1887-||シャク, チョウクウ <DA05613561>
HDNG:塙, 陽子||ハナワ, ヨウコ SAF:福地, 陽子||フクチ, ヨウコ <DA02864860> NOTE:旧姓:福地
相互参照先のデータとリンク関係を成立させない場合は、目録作成者が参照先の典拠形アクセス・ポイントと一致した形を記録する。
ある特定の著者に対し、複数のアクセス・ポイントが作られるのは次のような場合がある。
(例) 千代の富士, 貢 ⇔ 陣幕, 貢 ⇔ 九重, 貢 (更に本名は別にあるが、こちらの方がよく知られており、かつ変更される)
からも見よ参照形が複数存在する場合は、SAFフィールドをその数だけ繰り返して記録する。
リンク関係を成立させない場合とは、その名称での著書があることが知られているが、総合目録データベースにはまだその資料が登録されていないような場合がある。
SAFフィールドに字体の相違による参照形、使用した目録規則の相違によるアクセス・ポイント等、本来ならば別途に典拠データを作成しない形を記述してはならない。これらは、必要に応じてSFフィールドに記録する。
SAFフィールドに対して、なぜ参照としたのか、どのような参照であるのかといった説明的文言、いわゆる「説明付き参照」は記録してはならない。これらは、必要に応じてNOTEフィールドに記録する。