目録情報の基準 第6版

[目次]
[前ページ] 4.3 記述対象のデータ上での表現方法
[次ページ] 4.5 著作の典拠形アクセス・ポイントの管理

4.4 著者の典拠形アクセス・ポイントの管理

 著者(創作者・寄与者等の個人・家族・団体)と書誌データの関連の記録のためALフィールドを使用する。

 目録作業時には,記述対象資料の著者(創作者・寄与者等の個人・家族・団体)の典拠形アクセス・ポイントに対応する著者名典拠データを作成し,著者名リンクを形成することができる。

 ただし,対応する著者名典拠データが既に作成されている場合は,リンク形成のみを行う。

 リンク形成を行うと,ALフィールドには,リンク先著者名典拠データのID(AID)が表示される他,さらにリンク先著者名典拠データの典拠形アクセス・ポイントが表示される。これによって,著者のアクセス・ポイントの形が統一されることになる。

 リンク形成を行わない場合,本基準8の条項に従いつつ,ALフィールドに著者の典拠形アクセス・ポイントを記録する。

 ALフィールドには,必要に応じて,関連指示子,会議の回次等も記録する。

 また,基本記入の標目であることを示す主記入フラグ「*」を記録することもできる。

 ALフィールドは,複数作成しうる。


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