目録情報の基準 第6版


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[前ページ] 0.2 概要
[次ページ] 0.2.3 資料の種別

0.2.2 属性の記録

NCR2018 #0.5.2 属性の記録

 実体ごとに、その発見・識別等に必要な属性のエレメントを設定している。このうち、体現形に関する属性の記録が、資料の識別に根幹的な役割を果たす。 (参照: #1.3 を見よ。)

 著作、表現形、個人・家族・団体、概念、物、出来事、場所に関する属性の記録の多くは、典拠コントロールに用いる。
(出典:同書 p27)

 NACSIS-CAT での属性の記録は 、適用細則を参照すること。NACSIS-CATの書誌データには、原則として体現形に関する属性を記録するが、著作、表現形の属性も記録する場合がある。和古書、漢籍、西洋古典籍等の古典籍資料の書誌データは、体現形、著作、表現形に加え、個別資料に関する属性も記録することができる。著作、個人・家族・団体は、典拠形アクセス・ポイントとして、それぞれ著作典拠データ、著者名典拠データを作成する。NACSIS-CATでは著者名典拠データは会議についても作成しているため、著者名典拠データのコーディングマニュアルは個人・家族・団体・会議の項目となっている。


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