目録情報の基準 第6版


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[前ページ] 4.4 著者の典拠形アクセス・ポイントの管理
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4.5 著作の典拠形アクセス・ポイントの管理

 著作と書誌データの関連の記録のために,UTLフィールドを使用する。

 目録作業時には,記述対象資料の著作の典拠形アクセス・ポイントに対応する著作典拠データを作成し,著作リンクを形成することができる。

 ただし,対応する著作典拠データが既に作成されている場合は,リンク形成のみを行う。

 リンク形成を行うと,UTLフィールドには,リンク先著作典拠データのデータIDが表示される他,さらにリンク先著作典拠データの典拠形アクセス・ポイントが表示される。これによって,著作のアクセス・ポイントの形が統一されることになる。

 リンク形成を行わない場合,本基準9の条項に従いつつ,UTLフィールドに著作の典拠形アクセス・ポイントを記録する。

 UTLフィールドには,必要に応じて,言語,訳,刊年等を記録する。

 また,基本記入の標目であることを示す主記入フラグ「*」を記録することもできる。

 UTLフィールドは,複数作成しうる。


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