目録情報の基準 第6版
[目次]
[前ページ] 11.2 外字の扱い
11.3 ヨミの表記及び分かち書き規則
11.3.1 目的
この規則は,分かち書きされたヨミから検索用インデクスを作成し,オンライン検索を可能にすることを目的とする。
したがって,対象となるフィールド全体について記述自体から検索用インデクスを作成することが可能な場合には,ヨミはなくてもよい。
-
(例)「PC-9801 E/F/M Interface」というタイトルにおいては,「PC」「9801」「E」「F」「M」及び「INTERFACE」という検索用インデクスが作成されるので,ヨミはなくても検索は可能である。
- (例)「PC-9801マシン語入門」というタイトルからは,「マシン語」「入門」等の漢字わかちされた検索用インデクス及び「マシンゴ」「ニュウモン」等のインデクスは,「PC-9801 マシンゴ ニュウモン」と分かち書きしたヨミを入力することによって作成されるので,このような場合はヨミを表記する必要がある。
洋書系の資料における並列タイトル,その他のタイトル等でも,ヨミを表記することによって,日本語読みによるオンライン検索が可能となる。
- (例)「Tanka, haiku, renga = 短歌, 俳句, 連歌||Tanka, haiku, renga = タンカ, ハイク, レンガ」とヨミを表記することによって,「タンカ」「ハイク」「レンガ」からの検索が可能となる。
- (「短歌,俳句,連歌」が並列タイトル,「タンカ,ハイク,レンガ」が並列タイトルのヨミ)
中国語資料については,ピンイン表記を「その他のヨミ」として記録することができる。
- (例)中国文学发展史||チュウゴク ブンガク ハッテンシ||zhong guo wen xue fa zhan shi
- (「zhong guo wen xue fa zhan shi」がその他のヨミ)
また,各参加組織においては,分かち書きされたヨミによって記入の語順排列を行ったり,分かち書きを無視して記入の字順排列を行うことが可能となる。
ヨミ及びその他のヨミを表記することが可能なフィールドは,次のとおりである。
- 1.書誌データ
- タイトル及び責任表示に関する事項(TR)
- その他のタイトル(VT)
- 内容著作注記(CW)
- 書誌構造リンク(PTBL)
- 著者名リンク(AL)
- 著作リンク(UTL)
- 件名(SH)
- 2.典拠データ
- 典拠形アクセス・ポイント(HDNG)
- から見よ参照(SF)
- からも見よ参照(SAF)
11.3.2 ヨミの表記
- 1.ヨミには,目録システム用文字セット中の,漢字を除く全ての文字種を使用することができる。
- 2.漢字,ひらがな,カタカナ及び踊り字(々,ゝ,ゞ等の繰り返し符号)によって表示された日本語及び中国語には,原則として,カタカナでヨミをふる。
- (a)カタカナのヨミは,NCR2018の付録「A.1 片仮名記録法」に準じ,語の発音に従って表記する。ただし、「A.1 片仮名記録法」のA1.2~A1.4は適用しない。
ただし,振りがなのある語は,振りがなをヨミとする。
また,ひらがな,又はカタカナで表示された外来語・外国語・擬似外国語は,表示されているとおりを,ひらがなはカタカナに換えて,ヨミとする。
(例)
てふてふ | チョウチョウ
|
字を書く | ジ オ カク
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磯づり | イソズリ
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佐々木 | ササキ
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ほゞ | ホボ
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山人の賦 | ヤモウド ノ ウタ
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シェクスピア物語 | シェクスピア モノガタリ
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シェークスピア全集 | シェークスピア ゼンシュウ
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バレエ | バレエ
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バレー | バレー
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テクノロジィ | テクノロジィ
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ウインチ | ウインチ
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アンシャンレジーム | アンシャン レジーム
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ないたあ | ナイタア
|
- (b)発音を二つ以上持つ語は,権威ある国語辞書,人名辞典等によって,ヨミの統一を図るものとする。ただし,TRフィールドに採用しなかったヨミも広く一般に使用されていると考えられるものについては,いずれのヨミからもアクセスできるよう,異なるヨミをVTフィールドに記録することが望ましい。
(例)
日本 | ニホン
|
日本永代蔵 | ニッポン エイタイグラ
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研究所 | ケンキュウジョ
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私 | ワタクシ
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数学科 | スウガクカ
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医学界 | イガクカイ
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英文学科 | エイブン ガッカ
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施行 | シコウ
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便覧 | ベンラン
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読本 | トクホン
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京洛 | キョウラク
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- (c)漢数字は,日本語として不自然でない場合,原則として,次のように読む。
(例)
一 イチ | 六 ロク | 百 ヒャク
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二 ニ | 七 シチ | 千 セン
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三 サン | 八 ハチ | 万 マン
|
四 シ | 九 ク | 億 オク
|
五 ゴ | 十 ジュウ | 兆 チョウ
|
ただし,次のような例外がある。
- 一,八,十に,カ行,サ行,タ行,又はパ行の音が続くとき及び,六,百にカ行,又はパ行の音が続くときは,促音化する。
(例)
八方美人 | ハッポウビジン
|
三十六計 | サンジュウロッケイ
|
- 人,つ,日,等の助数詞がついたときは,慣用に従って,和語読みをする。
(例)
二人 | フタリ
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七つ | ナナツ
|
二十四時間 | ニジュウヨジカン
|
二百十日 | ニヒャクトオカ
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- 普通名詞,固有名詞中に含まれるときは,その語の発音に従う。
(例)
- 回次,年次,日付,順序付を表す漢数字は,対応するアラビア数字をヨミとする。
(例)
第二百十回 | ダイ210カイ
|
昭和六十年度 | ショウワ 60ネンド
|
第二編 | ダイ2ヘン
|
- (d)漢字で表された外国の地名,人名及び団体名等は,次のように読む。
- 原語に近い慣用音による。
(例)
倫敦 | ロンドン
|
伯林 | ベルリン
|
那波烈翁 | ナポレオン
|
上海 | シャンハイ
|
桑港 | サンフランシスコ
|
香港 | ホンコン
|
米 | メートル
|
糎 | センチメートル
|
- 日本名として扱うときは,音読みとする。
(例)
則天武后 | ソクテン ブコウ
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郭沫若 | カク マツジャク
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毛沢東 | モウ タクトウ
|
金日成 | キン ニッセイ
|
- (e)ひらがな又はカタカナで表された外国の地名,人名及び団体名等は,表示されているとおりを,ひらがなはカタカナに換えて,ヨミとする。
(例)
あめりか | アメリカ
|
ソビエト連邦 | ソビエト レンポウ
|
シェークスピア | シェークスピア
|
W. M. ヴント | W. M. ヴント
|
- 3.ラテン文字,アラビア数字,ギリシャ文字,ロシア文字及び記号等,上記2に規定した文字以外の文字・記号については,原則として,表示されているとおりをヨミとする。(読むときの発音には従わない)
ただし,回次,年次,日付及び順序付を表すローマ数字は,対応するアラビア数字をヨミとする。
発音に従うヨミを必要とするときは,書誌データにおいてはVTフィールド(その他のタイトル)に,典拠データにおいてはSFフィールド(から見よ参照)に記録する。
その場合の表記法は,「A.1 片仮名記録法」のA1.2~A1.4に従う。
(例)
R&Dレポート | R&D レポート
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Logo | Logo
|
T. S. エリオット | T. S. エリオット
(cf. 読むとき:ティーエスエリオット)
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PC-9801 | PC-9801
(cf. 読むとき:ピーシー クハチマルイチ)
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超LSI | チョウ LSI
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Fortran | Fortran
(cf. 読むとき:フォートラン)
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dBASEII | dBASEII
|
PL/I | PL/I
(cf. 読むとき:ピーエル ワン)
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第XV回 | ダイ15カイ
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200の用語 | 200 ノ ヨウゴ
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E+F | E+F
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入門CP・M | ニュウモン CP・M
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NHKブックス | NHK ブックス
(cf. 読むとき:エヌエイチケイ ブックス)
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第5世代 | ダイ5セダイ
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2001年 | 2001ネン
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100% | 100%
|
User's guide | User's guide
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19世紀 | 19セイキ
|
13C NMR | 13C NMR
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セオリーZ | セオリー Z
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3次元グラフィックス | 3ジゲン グラフィックス
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0歳 | 0サイ
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X線結晶解析 | Xセン ケッショウ カイセキ
|
1万分の1 | 1マンブン ノ 1
|
100億光年 | 100オク コウネン
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11.3.3 分かち書き
- 1.日本図書館研究会『目録編成規則』第2章「ワカチガキ」に準じ,原則として,単語をもって分かち書きの単位とする(この資料は同研究会により,2015年4月発行の「図書館資料の目録と分類 増訂第5版」に再録)。
成語,あるいは文節をもって分かち書きの単位とはしない。
(例)
農業経済 | ノウギョウ ケイザイ
|
(成語の「ノウギョウケイザイ」1単位とはしない)
|
愛児の病気と育て方 | アイジ ノ ビョウキ ト ソダテカタ
|
(文節をもって「アイジノ ビョウキト ソダテカタ」の3単位とはしない)
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- 2.名詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞は,原則として,1単語を1単位とする。
(例)
- 助詞:体言のあとにくる助詞は,原則として分離する。
にんじんの作り方 | ニンジン ノ ツクリカタ
|
太陽系と宇宙 | タイヨウケイ ト ウチュウ
|
- 接頭語:接頭語は,原則として分離せず,その冠せられている語とあわせて全体を一語とする。
新加工技術読本 | シンカコウ ギジュツ トクホン
|
花の病害虫と新防除 | ハナ ノ ビョウガイチュウ ト シンボウジョ
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超技術社会への展開 | チョウギジュツ シャカイ エノ テンカイ
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超超高圧送電 | チョウチョウコウアツ ソウデン
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小電流サイリスタ | ショウデンリュウ サイリスタ
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果樹園芸大辞典 | カジュ エンゲイ ダイジテン
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大地震図譜 | ダイジシン ズフ
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半自動アーク溶接作業 | ハンジドウ アーク ヨウセツ サギョウ
|
非鉄金属 | ヒテツ キンゾク
|
不規則信号 | フキソク シンゴウ
|
- 分離する接頭語:接頭語であっても,書名の冒頭にあって,接頭語を除く残りの部分全体にかかるものは分離する。
- 接尾語:接尾語は原則として分離せず,その前にある語とあわせて全体を一語とする。
ロシア語辞典 | ロシアゴ ジテン
|
世界探検史 | セカイ タンケンシ
|
電気-油圧式シーケンス制御 | デンキ-ユアツシキ シーケンス セイギョ
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総合調査報告書 | ソウゴウ チョウサ ホウコクショ
|
導電性ポリマー | ドウデンセイ ポリマー
|
脂肪族イオン反応 | シボウゾク イオン ハンノウ
|
統計的推測 | トウケイテキ スイソク
|
土木構造物防災 | ドボク コウゾウブツ ボウサイ
|
原子団別有機化学反応 | ゲンシダンベツ ユウキ カガク ハンノウ
|
物理化学実験法 | ブツリ カガク ジッケンホウ
|
集積回路網 | シュウセキ カイロモウ
|
制御用電子計算機 | セイギョヨウ デンシ ケイサンキ
|
応用物性論 | オウヨウ ブッセイロン
|
数学的理論 | スウガクテキ リロン
|
- 分離する接尾語:接尾語であっても,書名の末尾にあって,接尾語を除く部分全体を受けるものは分離する。
栄養価順位表 | エイヨウカ ジュンイ ヒョウ
|
日本産蜻蛉分布表 | ニホンサン トンボ ブンプ ヒョウ
|
大工さしがね術 | ダイク サシガネ ジュツ
|
屋内配線図 | オクナイ ハイセン ズ
|
- 分離する接尾語:接尾語であっても,「たち」が名詞を受けるものは分離する。
- 複合語:訓読するものは,原則として一語とする。
- 複合語:漢字3字から成り,音読するもので,一部音読,一部訓読するものは,原則として一語とする。ただし,例のように一語として熟していないものは分離する。
- 複合語:漢字3字から成り,音読するもので,第1字が,それだけで一個の名詞的概念を表し,独立性をもつときは,それを分離する。
熱力学 | ネツ リキガク
|
熱機関 | ネツ キカン
|
熱処理 | ネツ ショリ
|
膜構造 | マク コウゾウ
|
- 複合語:漢字3字から成り,音読するもので,第一字が修飾的機能をはたすもので,独立性にとぼしいときは,接頭語として扱う。
光化学 | コウカガク
|
生化学 | セイカガク
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理化学 | リカガク
|
- 複合語:漢字3字から成り,音読するもので,はじめ2字が独立の概念を表し,第3字が従属的な場合は,第3字を接尾語として扱う。
昆虫記 | コンチュウキ
|
燃料油 | ネンリョウユ
|
観音竹 | カンノンチク
|
- 複合語:漢字3字から成り,音読するもので,上記のもの以外は全体を一語とする。
- 複合語:漢字4字又はそれ以上から成り,音読されるもので,漢字2字から成る単語2個(又はそれ以上)から合成されるものは,単語ごとに分離する。いずれかが3字から成る場合も,同様に扱う。
電子計算機 | デンシ ケイサンキ
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現代経営心理学講座 | ゲンダイ ケイエイ シンリガク コウザ
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工業有機化学 | コウギョウ ユウキ カガク
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応用微分積分学 | オウヨウ ビブン セキブンガク
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数理統計学 | スウリ トウケイガク
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腐食科学入門 | フショク カガク ニュウモン
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物性工学 | ブッセイ コウガク
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最新機械工学 | サイシン キカイ コウガク
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材料力学 | ザイリョウ リキガク
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近代数学講座 | キンダイ スウガク コウザ
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上野動物園水族館ガイド | ウエノ ドウブツエン スイゾクカン ガイド
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情報化時代 | ジョウホウカ ジダイ
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独占禁止法 | ドクセン キンシ ホウ
※この場合の「法」は接尾語ではないので分離する
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図学概説 | ズガク ガイセツ
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燃料・燃焼器具概論 | ネンリョウ・ネンショウ キグ ガイロン
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機械振動学通論 | キカイ シンドウガク ツウロン
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現代気候学論説 | ゲンダイ キコウガク ロンセツ
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- 複合語:漢字4字又はそれ以上から成り,音読されるもので,漢字1字と3字の2単語から合成されるものについては,漢字3字から成る複合語の扱いに準ずる。
- 数詞:数詞は,すべて一語とするが,助数詞をともなうものは,それを含めて一語とし,「第」は接頭語として扱う。
第1次第2次大戦間爆撃機 | ダイ1ジ ダイ2ジ タイセンカン バクゲキキ
|
- 人称代名詞:人称代名詞は,すべて一語とするが,「がた」「たち」など,複数を表す語は接尾語として扱う。
- 3.人名・地名・団体名
- 人名は,姓と名をそれぞれ1単位とする。
- (a)屋号,官号,ペンネームの第1語は,姓に準ずる。
雅号,僧名,ペンネームの第2語は,名に準ずる。
(例)三笠宮崇仁 ミカサノミヤ タカヒト
- (b)姓と名の間の助詞の「の」は,姓に含める。
ただし,続柄を表す「の」は,1単位とする。
(例)
- (c)官職名を伴う人名は,全体を1単位とする。
(例)紫式部 ムラサキシキブ
- (d)「天皇」「皇后」「皇太后」「皇太子」「陛下」「殿下」「親王」「内親王」「太子」等は,独立の1単位とする。
ただし,「院」は独立の単位とはしない。
(例)
天皇陛下 | テンノウ ヘイカ
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永福門院 | エイフクモンイン
|
- (e)尼僧名につけられた「尼」,姓につけられた「氏」「家」は,独立の1単位とはしない。
(例)
- 地名
- (a)国名は,原則として,1単位とする。
ただし,「合衆国」「連邦」「王国」「共和国」は,独立の1単位とする。
(例)
アメリカ合衆国 | アメリカ ガッシュウコク
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ソビエト連邦 | ソビエト レンポウ
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- (b)「都」「道」「府」「県」「市」「町」「村」「区」「郡」「州」「省」は,分離しない。「~地方」は分離する。
(例)
埼玉県 | サイタマケン
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四川省 | シセンショウ
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カリフォルニア州 | カリフォルニアシュウ
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東北地方 | トウホク チホウ
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- (c)地形に基づく地名,経済的・文化的地域名,地名を含む複合名詞は,複合名詞に準ずる。
(例)
富士山 | フジサン
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黒部渓谷 | クロベ ケイコク
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筑豊炭田 | チクホウ タンデン
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- 団体名は,複合名詞及び動詞・形容詞・形容動詞・助動詞・助詞の分かち書きに準ずる。
- (a)「国立」はそれだけで一語とする。
(例)国立国語研究所 コクリツ コクゴ ケンキュウジョ
- (b)地方公共団体名につづけて「立」とある場合は,以下のように分離する。
ただし,「北海道立」の場合は分離しない。
(例)
岡山県立大学 | オカヤマ ケンリツ ダイガク
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北海道立図書館 | ホッカイドウリツ トショカン
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- 4.略語,略称は,1単位とする。
(例)
ソ連共産党大会 | ソレン キョウサントウ タイカイ
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国鉄労組 | コクテツ ロウソ
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国連安保理事会 | コクレン アンポ リジカイ
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- 5.外来語・外国語・擬似外国語は,原語の単語の分け方に従って分かち書きをする。
(例)
ガイドブック | ガイド ブック
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カラーテレビ | カラー テレビ
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タイムシェアリング | タイム シェアリング
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ビニルハウス | ビニル ハウス
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ライフサイエンス | ライフ サイエンス
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スポーツカー | スポーツ カー
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- 6.動詞・形容詞・形容動詞に,形容詞,助動詞又は助詞が続く場合は,それらを含めて1単位とする。
(例)
わかりやすい | ワカリヤスイ
|
食べられる野草 | タベラレル ヤソウ
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休むに似たるか | ヤスムニ ニタルカ
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上手な使い方 | ジョウズナ ツカイカタ
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- 7.助詞が二つ以上続く場合は,その全体を1単位とする。
(例)
星座への招待 | セイザ エノ ショウタイ
|
アインシュタインとの論争 | アインシュタイン トノ ロンソウ
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化学結合とは何か | カガク ケツゴウ トワ ナニ カ
|
だれにもわかる | ダレ ニモ ワカル
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生物としての人間 | セイブツ トシテノ ニンゲン
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11.3.4 中国語資料のヨミの表記及び分かち書き規則
11.3.4.1 目的
この規則は,中国語書誌に付与される日本語ヨミのゆれを少なくするための目安であり,日本語資料と同様に,分かち書きされたヨミから単語単位の検索用漢字インデックスを作成し,オンライン検索を可能にすることを目的とする。これは,中国文化を反映した語を含む日本語資料にも適用する。
11.3.4.2 ヨミの表記
- 1.原則として,日本語慣用の音読みをカタカナで表記する。
熟語の読みの典拠は,「大漢和辞典語彙索引」(大修館)(以下「語彙索引」と略称する)の中で音読みされている語とする。
「語彙索引」にない語は,下記の(注)の方式に従い,漢字1字ごとの一般的な音読みを与える。
- (1)日本語で音読みされる語は日本語の慣用音どおりとし,無理に漢音を使用しない。
(例)
经济 | ケイザイ
|
诗歌 | シイカ
|
黄金 | オウゴン
|
古今 | ココン
|
一对夫妇 | イッツイ フウフ
|
- (2)日本語で訓読みや一部訓読みが一般的なもの,及び日本語にない語は,漢字1字ずつの一般的な音読みを与える。
(例)
广场 | コウジョウ
|
大型 | ダイケイ
|
读物 | ドクブツ
|
内幕 | ナイマク
|
野蔷薇 | ヤショウビ
|
家 | カ
*巴金の「家」
|
初恋 | ショレン
*屠格涅夫(ツルゲーネフ)の「初恋」
|
骆驼祥子 | ラクダ ショウシ
*原音読みの「ルオトゥ シヤンズ」としない
|
乡镇企业 | キョウチン キギョウ
*「乡(郷)」の一般読みは「キョウ」
|
- (3)典拠に漢音読みと呉音読みがある語は,漢音読みを採用する。
(例)
异名 | イメイ
|
风情 | フウジョウ
|
经典 | ケイテン
|
光明日报 | コウメイ ニッポウ
|
工夫 | コウフ
|
人间 | ジンカン
|
- (4)簡体字は,相当する繁体字の読みを与える。
(例)
征(徴)集 | チョウシュウ
*「セイシュウ」としない。
|
红叶(葉) | コウヨウ
*「コウキョウ」としない。
|
听然 | キンゼン
*元々の繁体字としての読み
|
听(聽)说 | チョウセツ
*「キンセツ」としない。
|
*汇の繁体字形は区別し難いので,「兌換」の意味のあるときは「カイ」(匯)と読み,それ以外は「イ」(彙)と読む。例外として,「文匯報」は「ブンワイホウ」と読む。
|
- (5)簡体字形か繁体字形かで典拠の読みが異なるものは,繁体字形の読みを採用する。
(例)
- (6)中国語の現代音が日本語化したと認められるものは,日本語の慣用音による。
(例)
拼音 | ピンイン
|
饺子 | ギョウザ
|
麻婆豆腐 | マーボ ドウフ
|
四角号码 | シカク ゴウマ
*「码」の一般音は「バ」。
|
- 2.同じ語でも,由来や意味に応じて読み分けることがある。
- (1)古典に由来する語は典拠の読みを採用し,一般的な読みと使い分ける。
(例)
文选注引书引得 | モンゼン チュウインショ イントク
|
唐代文选 | トウダイ ブンセン
|
山海经探原 | センガイキョウ タンゲン
|
山海漫谈 | サンカイ マンダン
|
- (2)一般的に,朝代を表わす「明」「清」は「ミン」「シン」と読み,台湾を表わす「台」は「タイ」と読む。ただし,語彙例がある場合は,その読みに従う。
(例)
明清史 | ミンシンシ
|
皇清经解 | コウセイ ケイカイ
*典拠の語彙例
|
台声杂志社 | タイセイ ザッシシャ
*対台湾への宣伝を目的とする出版社
|
- 3.中国固有名
- (1)中国人名は典拠のとおりとし,典拠にない場合は一般的な読みを与える。
ただし,典拠における促音は採用せず,典拠にない連濁は採用しない。
(例)
乐毅 | ガク キ
*典拠どおりに「ガッ キ」としない。
|
曹雪芹 | ソウ セツキン
*典拠どおりに「ソウ セッキン」としない。
|
冯雪峰 | フウ セツホウ
*「フウ セッポウ」としない。
|
周立波 | シュウ リツハ
*「シュウ リッパ」としない。
|
韓非 | カン ピ
|
- (2)姓としての「叶」「龙」「向」は,典拠の読みは採用せず,それぞれ「ヨウ」「リュウ」「コウ」と読む。
(例)
叶德辉 | ヨウ トクキ
*ショウ トクキとしない
|
龙从云 | リュウ ジュウウン
*リョウ ジュウウンとしない
|
向士璧 | コウ シヘキ
*ショウ シヘキとしない。
|
- (3)中国名を持つ外国人名は,中国人と同じに扱う。
(例)
李约瑟文集 | リ ヤクシツ ブンシュウ
|
*李约瑟はNeedham, Joseph(1900-1995)の中国名。
|
- (4)中国の地名は,「現代中国地名辞典」(学研)を第1典拠とし,「語彙索引」を第2典拠とする。少数民族名については、「中国少数民族一覧」と地名の典拠による。典拠にないものは,他のツールを参考に一般的な日本語の読みを与える。
(例)
北京 | ペキン
|
西藏族 | チベットゾク
|
藏族 | ツァンゾク
|
广西壮族自治区 | コウセイ チワンゾク ジチク
|
石家庄 | セキカソウ
*第2典拠には「セッカソウ」とあるが,採用しない。
|
典拠で訓読みされる語は,音読みに代える。
(例)
内蒙古 | ナイモンゴル
*第1典拠には「ウチモンゴル」とある。
*和書では「ウチモウコ」と読む。
|
- 4.日本語に由来する語
- (1)日本語に由来する同一表記の語は,訓読みを含む日本語の読みに従う。
(例)
浮世绘 | ウキヨエ
|
空手道 | カラテドウ
|
舌切雀 | シタキリスズメ
|
芥川龙之介选集 | アクタガワ リュウノスケ センシュウ
|
初恋 | ハツコイ
*島崎藤村の作品
|
楢山节考 | ナラヤマブシコウ
*深沢七郎の作品
|
二百十日 | ニヒャクトオカ
*夏目漱石の作品
|
浮世澡堂 | ウキヨ ソウドウ
*式亭三馬の「浮世風呂」
|
伊豆的舞娘 | イズ テキ ブジョウ
*川端康成の「伊豆の踊子」
|
桃太郎跟金太郎 | モモタロウ コン キンタロウ
*松谷みよ子の「ももたろう・きんたろう」
|
- (2)日本語に由来するが同一表記でない語については,原則に従い,音読みを与える。
(例)
中国之智慧 | チュウゴク シ チエ
*吉川幸次郎の「中國の智慧」
|
沙拉纪念日 | サロウ キネンジツ
*俵万智の「サラダ記念日」
|
千只鹤 | センセキカク
*川端康成の「千羽鶴」
|
蜘蛛人 | チシュジン
*江戸川乱歩の「蜘蛛男」
|
神与人之间 | シン ヨ ジン シカン
*谷崎潤一郎の「神と人間との間」
|
- (3)日本語に由来する音訳語は,相当する日本語表記に従う。
(例)
- 5.仏教用語は,呉音主体の日本語の慣用読みを与える。
(例)
光明念诵 | コウミョウ ネンジュ
|
观音经 | カンノンキョウ
|
*「经」は「ケイ」と読むが,仏教用語として使用された場合には「キョウ」と読む。ただし,「孝经」(コウキョウ)など,典拠にあるものは典拠に従う。
|
- 6.日本語・仏教用語以外の外来語
- (1)固有名詞(人名・地名・商品名など)の音訳語は,相当する日本語の読みを採用する。読みが分からない場合は仮にそのまま音読みで登録しておく。
(例)
可口可乐 | コカ コーラ
|
基督教 | キリストキョウ
|
拿破仑传 | ナポレオン デン
|
俄罗斯 | ロシア
|
伦敦 | ロンドン
|
纽约时报 | ニューヨーク ジホウ
*New York Times
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大波斯菊 | ダイペルシアギク
*「コスモス」としない。
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墨西哥城 | メキシコジョウ
*「メキシコシティ」としない。
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孟加拉国 | バングラコク
*「ベンガルの国」の意味。「バングラデシュ」
としない。
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南斯拉夫 | ナンスラブ
*「ユーゴスラビア」としない。
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- (2)固有名詞の音訳語であっても,相当する日本語の読みがない場合には音読みする。
(例)
- (3)固有名詞の音訳語とともに用いられる「新」と「圣(聖)」は,例外として相当する日本語読みを充てる。
(例)
新德里 | ニューデリー
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圣保罗 | サンパウロまたはセントポール
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- (4)固有名詞の意訳語は,一律に音読みする。
(例)
冰島 | ヒョウトウ
*「アイスランド」としない。
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牛津 | ギュウシン
*「オックスフォード」としない。
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旧金山 | キュウキンザン
*「サンフランシスコ」としない。
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- (5)普通名詞は,意訳語・音訳語ともに一律に音読みする。
(例)
逻辑 | ラシュウ
*「ロジック」としない。
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巧克力 | コウコクリョク
*「チョコレート」としない。
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引得 | イントク
*「インデックス」としない。
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迷你裙 | メイジクン
*「ミニスカート」としない。
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- (6)略語は,一律に音読みとする。
(例)
德国 | トクコク
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苏联 | ソレン
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马列主义 | バレツ シュギ
*「マルクス レーニン シュギ」としない。
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- 7.漢数字の読みは日本語資料の規則に従うが,訓読みは採用しない。
(例)
一千零一夜 | イッセンレイイチヤ
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日语一月通 | ニチゴ イチゲツツウ
*「一月」は「ヒトツキ」の意味である。
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- 8.音韻変化について
典拠または国語辞典にない語の読みは,原則として促音便や連濁を採用しない。ただし,数詞に続く語は許容する。
(例)
激光 | ゲキコウ
*「ゲッコウ」としない。
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七色光 | シチショクコウ
*「シチショッコウ」としない。
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吟边燕语 | ギンヘン エンゴ
*「ギンペン エンゴ」としない。
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古诗一百首 | コシ イッピャクシュ
*「イチヒャクシュ」としない。
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(注)「大漢和辞典」による一般読みの採用方針について
- 「大漢和辞典」の親字の下には多くの読みが挙げられているものがあるが,音読みとして実際に使用されているものは1つか2つであり,漢音に限定されているわけではない。そこで,一般読みの採用は,次の方針によることとする。
- 和語や仏教用語の読みを除いた,語彙例で多く使用されている読みを一般読みとして採用する。ただし,「常用漢字表」にその読みがない場合は,表にある読みを優先して採用する。
- 意味や習慣によって使い分けされるものは,複数の読みも採用する。
- 語彙例があってもローマ字表記の読みしかないものは,他の字典を参考にする。
- 語彙例のないものは,原則として親字の下の初出の漢音を採用する。
- 通常使用されている字体の読みと単に字形の異なるだけの異体字との間で読みが異なるときは,読みを統一する。(例:「乗」はショウと出ているが,ジョウとする。)
- 「大漢和辞典」にない文字は,他の字典を参考にする。
- 簡体字の場合には,相当する繁体字の読みを採用する。
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11.3.4.3 分かち書き
- 1.基本的考え方
- (1)原則として,漢字2字または3字を分かちの基本単位とする。これに,接頭語や接尾語が付加することがある。
(例)
中国民间宗教教派研究 | チュウゴク ミンカン シュウキョウ キョウハ ケンキュウ
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世界思想家文库 | セカイ シソウカ ブンコ
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- ①漢字1字の語は,分離すると指示されているもの,あるいは,結果として他の語から分離されたものである。
(例)
日本的改革与振兴 | ニホン テキ カイカク ヨ シンコウ
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- ②分離すると指示されている品詞でも,4字以下の分離できない熟語は分離しない。
(例)
为人 | イジン
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为不着 | イフチャク
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总而言之 | ソウジゲンシ
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形而上学 | ケイジジョウガク
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- (2)中国語では,同一の漢字でも文脈によって品詞が異なることがあり,品詞が異なれば分かちの適用も異なる。したがって,特定の漢字が出てきたら,常に結合あるいは分離することはないことに注意する。
(例)
把住放向盘 | ハジュウ ホウコウバン
*(ハンドルをしっかりにぎる)動詞
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一把椅子 | イッパ イス
*(一脚のいす)量詞(助数詞)
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车把坏了 | シャハ カイリョウ
*(かじ棒がこわれた)名詞
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把书包拿过来 | ハ ショホウ ダ カライ
*(カバンをもってきた)介詞(前置詞)
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- (3)以下のような構成でまとまった概念を表わす2字語は,熟語化していなくても基本単位として扱い,分離しない。
(例)
叶绿花红的夏天 | ヨウリョク カコウ テキ カテン
*主語+述語
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红颜易老 | コウガン イロウ
*形容詞+名詞,動詞+補語
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看信 | カンシン
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吃鱼 | キツギョ
*動詞+賓語(目的語)
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搞坏 | コウカイ
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打死 | ダシ
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熟透 | ジュクトウ
*動詞+補語
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已婚的情侣 | イコン テキ ジョウリョ
*副詞+動詞
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都来 | トライ
*副詞+動詞
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最大 | サイダイ
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更好 | コウコウ
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很快 | コンカイ
*副詞+形容詞
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- (4)4字あるいはそれ以上でまとまった概念を表わすものは,2字あるいは3字ごとに分離する。
(例)
晶体管功率放大器 | ショウタイカン コウリツ ホウダイキ
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无缝钢管 | ムホウ コウカン
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环境保护规划 | カンキョウ ホゴ キカク
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辩证唯物主义 | ベンショウ ユイブツ シュギ
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- ①分離すると原意が不明確になったり再現できなくなるものは,分離しない。
(例)
古汉语学 | コカンゴガク
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研究生院 | ケンキュウセイイン
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红十字会 | コウジュウジカイ
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古生物学家 | コセイブツガクカ
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交朋好友 | コウホウコウユウ
*交好朋友と同じ
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晚明两大迷案 | バンミン リョウダイメイアン
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- ②成語またはこれに準ずる4字語は,全体を基本単位とする。
(例)
风平浪静 | フウヘイロウセイ
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爱憎分别 | アイゾウブンベツ
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水到渠成 | スイトウキョセイ
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光明磊落 | コウメイライラク
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一衣带水 | イチイタイスイ
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黑不溜秋 | コクフリュウシュウ
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不亦乐乎 | フエキガクコ
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爱莫能助 | アイバクノウジョ
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- ③ABAC形式の4字語は,基本単位とし分離しない。
(例)
- ④「数詞A数詞B」または「A数詞B数詞」形の4字語は,基本単位とし分離しない。
(例)
- (5)単語の重ね型は,次のように扱う。
- ①AA形式のものは,これを基本単位とする。
(例)
人人 | ジンジン
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看看 | カンカン
|
大大 | ダイダイ
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红红的 | コウコウ テキ
|
个个 | ココ
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- ②ABを引き伸ばしたAAB形式またはABB形式のものは,これを基本単位とする。
(例)
蒙蒙亮 | モウモウリョウ
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亮堂堂 | リョウドウドウ
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奇奇怪博士 | キキカイ ハクシ
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- ③ABを引き伸ばしたABAB形式のものは,ABを基本単位として分離する。
(例)
研究研究 | ケンキュウ ケンキュウ
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尝试尝试 | ショウシ ショウシ
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雪白雪白 | セツハク セツハク
|
通红通红 | ツウコウ ツウコウ
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- ④ABを引き伸ばしたAABB形式のものは,全体を基本単位とする。
(例)
来来往往 | ライライオウオウ
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清清楚楚 | セイセイソソ
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花花朵朵坛坛罐罐 | カカダダ ダンダンカンカン
|
- (6)1字の語が並列して続くものは,全体を基本単位とする。
(例)
看看看 | カンカンカン
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儒墨之异同 | ジュボク シ イドウ
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老荘思想 | ロウソウ シソウ
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诗词曲语词汇释 | シシキョク ゴジ カイシャク
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华英德法词典 | カエイトクホウ シテン
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实用省市地县现代规划 | ジツヨウ ショウシチケン ゲンダイキカク
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马恩列斯著作编译局 | バオンレツシ チョサク ヘンヤクキョク
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江浙豫皖太平天国史料选编 | コウセツヨカン タイヘイ テンゴク シリョウ センペン
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- ①並列語の前後に並列語全体にかかる語があれば,これを分離しない。
(例)
分省市 | ブンショウシ
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十七八岁 | ジュウシチハッサイ
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八九天 | ハックテン
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元明清史 | ゲンミンシンシ
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陆海空军 | リクカイクウグン
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文史哲学集成 | ブンシテツガク シュウセイ
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- (7)1字の略語は名詞と同様に扱い,2字以上で構成される略語は2字あるいは3字を基本単位とする。
(例)
环保 | カンホ
*环境保护の略
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人代 | ジンダイ
*全国人民代表大会の略
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经贸 | ケイボウ
*经济贸易の略
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编委会 | ヘンイカイ
*编辑委员会の略
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彩图册 | サイズサツ
*彩图图册の略
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汉文典 | カンブンテン
*汉文文典の略
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- (8)日本語でカタカナ表記される外来語は1単位とし,原語の単位で分離しない。
(例)
迷你裙 | メイジクン
*ミニスカート
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圣路易 | セントルイス
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新德里 | ニューデリー
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纽约 | ニューヨーク
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糎 | センチメートル
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加那利群島 | カナリア グントウ
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特立尼达和多巴哥 | トリニダード ワ トバゴ
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- (9)前の語にも後ろの語にも付加することが可能な語は後ろの語と結合させて,できるだけ1字の語は作らない。
(例)
经济史稿 | ケイザイ シコウ
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名人传略 | メイジン デンリャク
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地方史志学 | チホウ シシガク
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- 2.品詞等の扱い方
- (1)連詞(接続詞),「得」以外の構造助詞,語気助詞,嘆詞(感嘆詞),擬声語は,他の要素と分離する。
- ①連詞
(例)
工人和农民 | コウジン ワ ノウミン
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光荣而艰巨 | コウエイ ジ カンキョ
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不但快而且好 | フタン カイ ジショ コウ
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你来还是不来 | ジ ライ カンゼ フライ
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- ②構造助詞
(例)
吃的,穿的,用的,都有 | キツ テキ,セン テキ,ヨウ テキ,トユウ
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大地的女儿 | ダイチ テキ ジョジ
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诗底原理 | シ テイ ゲンリ
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慢慢地走 | マンマン チ ソウ
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坦白地告诉你吧 | タンハク チ コクソ ジ ハ
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少年之家 | ショウネン シ カ
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最发达的国家之一 | サイハッタツ テキ コッカ シ イチ
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*日本語における「的」は名詞の接尾語であるが,中国語においては,日本語の「の」に当たる助詞であることが多いので,分離する。
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*「之」と方位語が結びついた之前(シゼン),之内(シナイ),之至(シチ)のようなものは,2字方位語として1単位とする。
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- ③語気助詞
(例)
你知道吗? | ジ チドウ マ?
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快去吧! | カイキョ ハ!
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- ④嘆詞
(例)
啊! 真美! | ア! シンビ!
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嗯, 你説什麽? | オン, ジ セツ ジュウマ?
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哼, 走着瞧吧! | フン, ソウチャク ショウ ハ!
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- ⑤擬声詞
(例)
啪! | ハク!
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哗哗 | カカ
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″轰隆″一声 | "ゴウリュウ"イッセイ
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冬冬冬 | トウトウトウ
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叽叽喳喳 | キキササ
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大公鸡喔喔啼 | ダイコウケイ オクオク テイ
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- (2)介詞(前置詞)
- ①介詞(前置詞)は,一般に他の要素と分離する。
(例)
向东边去 | コウ トウヘン キョ
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他被开除了 | タ ヒ カイジョ リョウ
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为人民服务 | イ ジンミン フクム
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从昨天起 | ジュウ サクテン キ
|
关于这个问题 | カンウ シャコ モンダイ
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在重庆雾中 | ザイ ジュウケイ ムチュウ
|
以党的基本路线为重点 | イ トウ テキ キホン ロセン イ ジュウテン
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- ②「介詞+名詞」あるいは「動詞+介詞」で2音節を構成するときは,1単位とする。
(例)
对日 | タイニチ
|
朝南 | チョウナン
|
生于 1949年 | セイウ 1949ネン
|
- (3)方位語(方向,場所,時間などを示す語)
- ①方位語を修飾する副詞は,分離しない。
(例)
极左 | キョクサ
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稍后 | ショウゴ
|
最后 | サイゴ
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紧上头 | キンジョウトウ
|
再下边儿 | サイカヘンジ
|
顶前头 | チョウゼントウ
|
- ②接頭の1字方位語は,分離しない。
(例)
北半球 | ホクハンキュウ
|
前半生 | ゼンハンセイ
|
西萨摩亚 | セイサモア
|
- ③1字語を修飾する2字方位語も分離しない。
(例)
- ④接尾の1字方位語は分離しない。
(名詞例)
山上 | サンジョウ
|
树下 | ジュカ
|
河里 | カリ
|
一年后 | イチネンゴ
|
过渡中 | カトチュウ
|
企业内 | キギョウナイ
|
座谈会上 | ザダンカイジョウ
|
二十世纪初 | 20セイキショ
|
网络环境下 | モウラク カンキョウカ
|
稀土金属间化合物 | キド キンゾクカン カゴウブツ
|
近百年来的中国 | キンヒャクネンライ テキ チュウゴク
|
(動詞例)
添上 | テンジョウ
|
放下 | ホウカ
|
拿来 | ダライ
|
送去 | ソウキョ
|
走进教室 | ソウシン キョウシツ
|
爬上主峰 | ハジョウ シュホウ
|
- ⑤接尾の2字方位語は分離する。
(名詞例)
河里面 | カ リメン
|
门外面 | モン ガイメン
|
火车上面 | カシャ ジョウメン
|
学校旁边 | ガッコウ ボウヘン
|
(動詞例)
走进来 | ソウ シンライ
|
跳上去 | チョウ ジョウキョ
|
想出来 | ソウ シュツライ
|
搬起去 | ハン キキョ
|
笑起来 | ショウ キライ
|
晕过去 | ウン カキョ
|
送回来 | ソウ カイライ
|
- ⑥例外として,固有名の接尾の方位語は分離する。(1字姓を除く)
(例)
粤中纵队史 | エツ チュウ ジュウタイシ
|
永定河上 | エイテイカ ジョウ
|
- (4)接頭語
- ①接頭辞(副,总,非,反,超,老,阿,可,无,各,毎など)は,分離しない。
(例)
副部长 | フクブチョウ
|
非金属 | ヒキンゾク
|
超声波 | チョウセイハ
|
总工程师 | ソウコウテイシ
|
反弹道导弹 | ハンダンドウ ドウダン
|
非业务人员 | ヒギョウム ジンイン
|
各学科 | カクガッカ
|
毎年 | マイネン
|
- ②接頭の1字形容詞は,分離しない。
(例)
红高粱 | コウコウリョウ
|
新時期 | シンジキ
|
高科技 | コウカギ
|
天地人巨系统观 | テンチジン キョケイトウカン
|
大草原上的小房子 | ダイソウゲンジョウ テキ ショウボウシ
|
- ③独立性をもち,それだけで1個の名詞的概念を表わす接頭の語は,分離する。
(例)
梦飞天 | ム ヒテン
|
女记者 | ジョ キシャ
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金弹弓 | キン ダンキュウ
|
核武器 | カク ブキ
|
- ④固有名の前の接頭語は,分離する。(1字姓を除く)
(例)
新中国 | シン チュウゴク
|
反凯恩斯论 | ハン ケインズ ロン
|
- ⑤タイトルの冒頭にあって全体にかかるものは,分離する。
(例)
- (5)接尾語
- ①接尾辞(子,儿,遊,性,者,埀,家,手,化,断など)は,分離しない。
(例)
卓子 | タクシ
|
画儿 | ガジ
|
木头 | ボクトウ
|
乘务员 | ジョウムイン
|
艺术家 | ゲイジュツカ
|
科学性 | カガクセイ
|
现代化 | ゲンダイカ
|
溶拉机手 | タクロウキシュ
|
他们 | タモン
|
孩子们 | ガイシモン
|
- ②基本単位の接尾に1字の名詞が付加してまとまった概念を構成するものは,分離しない。
(例)
中文书 | チュウブンショ
|
水浒传 | スイコデン
|
职官表 | ショッカンヒョウ
|
糊涂翁笑谈 | コトオウ ショウダン
|
德江傩堂戏 | トクコウ ダドウギ
|
秦汉史研究 | シンカンシ ケンキュウ
|
唐宋词通论 | トウソウシ ツウロン
|
元明诗概说 | ゲンミンシ ガイセツ
|
PC系列机工具箱 | PC ケイレツキ コウグショウ
|
- ③基本単位の接尾の1字名詞でも,熟語としづらいものは分離する。
(例)
- (6)人名・地名・団体名
- ①人名は,姓と名をそれぞれ1単位として,他の要素と分離する。ペンネーム,別名などはこれに準ずる。
(例)
李准 | リ ジュン
|
王国维 | オウ コクイ
|
梅兰芳 | バイ ランホウ
|
东方朔 | トウホウ サク
|
诸葛孔明 | ショカツ コウメイ
|
毛主席 | モウ シュセキ
|
蒋总统 | ショウ ソウトウ
|
田主任 | デン シュニン
|
杜工部 | ト コウブ
|
唐王右丞诗集 | トウ オウ ウジョウ シシュウ
*唐の王維
|
- ②固有名化した呼称は,2字あるいは3字を1単位とする。
(例)
孔子 | コウシ
|
西施 | セイシ
|
孟尝君 | モウショウクン
|
武则天 | ブソクテン
|
包公案词话八种 | ホウコウ アン シワ ハッシュ
|
天花藏主人 | テンカゾウ シュジン
|
- ③現代中国人の2字のペンネームは,第1字が「百家姓」にあれば,姓名扱いをする。百家姓にないものおよび同じ文字が繰り返されているものは,全体を1語とする。
(例)
鲁迅||ロ ジン
|
巴金||ハ キン
|
老舍||ロウシャ *百家姓にない
|
毛毛||モウモウ
|
- ④姓に付加する「氏」と「家」は,分離しない。
(例)
司马氏 | シバシ
|
白氏文集 | ハクシ モンジュウ
|
斯迈尔斯氏 | スマイルスシ
|
蒋家王朝 | ショウカ オウチョウ
|
- ⑤1字姓が名とセットで用いられないときは,普通名詞とみなす。
(例)
小刘 | ショウリュウ
|
老钱 | ロウセン
|
呉老 | ゴロウ
|
毛诗 | モウシ
|
杜诗选读 | トシ センドク
|
李杜绝句 | リト ゼック
|
苏批孟子 | ソヒ モウシ
|
岳王全传 | ガクオウ ゼンデン
|
说岳全传 | セツガク ゼンデン
|
邓后风暴 | トウゴ フウボウ
|
周恩来批判 : 名家评周集 | シュウ オンライ ヒハン : メイカ ヒョウシュウシュウ
|
- ⑥地名と団体名は,日本語資料の基準に従う。
(例)
北京市 | ペキンシ
|
河北省 | カホクショウ
|
鸭绿江 | オウリョクコウ
|
泰山 | タイザン
|
洞庭湖 | ドウテイコ
|
台湾海峡 | タイワン カイキョウ
|
西辽河 | セイリョウガ
|
景山后街 | ケイザン ゴガイ
|
中华人民共和国 | チュウカ ジンミン キョウワコク
|
中国社会科学院 | チュウゴク シャカイ カガクイン
|
- (7)動詞
- ①1字の動詞の後ろの「住」「着(zhao)」「動」「到」「見」「憧」「会」「完」「了(liao)」「在」「对」「錯」「好」は分離しない。
(例)
記住 | キジュウ
|
买着 | バイチャク
|
讲到 | コウトウ
|
说完 | セツカン
|
念了 | ネンリョウ
|
写好 | シャコウ
|
太阳照在桑干河上 | タイヨウ ショウザイ ソウカンガ ジョウ
|
- ②動詞とその後ろの動態助詞「着(zhe)」「了(le)」「過」は分離しない。
(例)
看着 | カンチャク
|
进行了 | シンコウリョウ
|
消极过 | ショウキョクカ
|
- ③「動詞+賓語(目的語)」で3字以上になるものは分離する。
(例)
开玩笑 | カイ ガンショウ
|
交流经验 | コウリュウ ケイケン
|
- ④動詞と目的語の間に他の要素が入ったものは,分離する。
(例)
鞠了一个躬 | キュウリョウ イッコ キュウ
|
理过三次发 | リカ サンジ ハツ
|
生起気来了 | セイ キ キ ライリョウ
|
拿起一本书来 | ダキ イッポン ショ ライ
|
- ⑤「動詞あるいは形容詞+補語」で3字以上になるものは,分離する。
(例)
建成楼房 | ケンセイ ロウボウ
|
化为蒸气 | カイ ジョウキ
|
当做笑话 | トウサ ショウワ
|
整理好 | セイリ コウ
|
建设成公园 | ケンセツ セイ コウエン
|
改写为剧本 | カイシャ イ ゲキホン
|
- ⑥繋詞「是」の接頭の副詞は分離しない。それ以外は単独で用いる。
(例)
但是 | タンゼ
|
真是 | シンゼ
|
都是 | トゼ
|
也就是 | ヤシュウゼ
|
并不是 | ヘイフゼ
|
这是我的书 | シャ ゼ ガ テキ ショ
|
色是刀・情是剑 | ショク ゼ トウ・ジョウ ゼ ケン
|
- ⑦「動詞または形容詞+得+補語」「動詞または形容詞+不+補語」形の3字語は,1単位とする。
(例)
吃得消 | キツトクショウ
|
红得很 | コウトクコン
|
高得多 | コウトクタ
|
对不起 | タイフキ
|
想不到 | ソウフトウ
|
怪不得 | カイフトク
|
- ⑧4字以上の場合の「得」は,分離する。
(例)
冷得发抖 | レイ トク ハツトウ
|
写得不好 | シャ トク フコウ
|
打扫得干净 | ダソウ トク カンジョウ
|
- ⑨4字以上の場合の「不」は,補語と組み合わせて1単位とする。
(例)
看不出来 | カン フシュツライ
|
听不进去 | チョウ フシンキョ
|
- (8)代詞(代名詞)
- ①代詞に付加してその意味を補うものは,1単位とする。
(例)
这些 | シャサ
|
这么 | シャマ
|
这么些 | シャマサ
|
那样 | ナヨウ
|
这般 | シャハン
|
那里 | ナリ
|
哪里 | ナリ
|
这边 | シャヘン
|
这会儿 | シャカイジ
|
怎么样 | シンマヨウ
|
- ②代詞に1字の量詞あるいは名詞が結びついたものは1単位とし,2字のものは分離する。
(例)
这个 | シャコ
|
我国 | ガコク
|
你单位 | ジ タンイ
|
你爱人 | ジ アイジン
|
某人 | ボウジン
|
某工厂 | ボウ コウショウ
|
其他 | キタ
|
其原理 | キ ゲンリ
|
本市 | ホンシ
|
本部门 | ホン ブモン
|
该刊 | ガイカン
|
该公司 | ガイ コウシ
|
有其母必有其女 | ユウ キボ ヒツユウ キジョ
|
- ③代詞と数詞との間は分離する。
(例)
这一代人 | シャ イチダイ ジン
|
那一会儿 | ナ イッカイジ
|
- (9)数詞と量詞
- ①連続した数字は,分離しない。
(例)
九亿零七万二千三百五十六 | キュウオクレイシチマンニセンサンビャクゴジュウロク
|
新十日谈 | シン ジュウニチ ダン
|
五四运动史 | ゴシ ウンドウシ
|
四八烈士 | シハチ レッシ
|
二十万分之一河南省调查图 | ニジュウマンブン シ イチ カナンショウ チョウサズ
|
- ②小数を含む数字は1語とする。
(例)
- ③序数を表わす「第」に続く数詞は,分離しない。
(例)
- ④数詞と量詞は1単位とし,分離しない。
(例)
两个人 | リョウコ ジン
|
一百多个 | イッピャクタコ
|
十来万人 | ジュウライマン ジン
|
几家人 | キカ ジン
|
几天工夫 | キテン クフウ
|
几十根钢管 | キジュッコン コウカン
|
十几个人 | ジュウキコ ジン
|
无名格言一千句 | ムメイ カクゲン イッセンク
|
- ⑤代詞あるいは数詞と結びつかない量詞は,分離する。
(例)
想个办法 | ソウ コ ベンポウ
|
对面是块稻田 | タイメン ゼ カイ トウデン
|
- ⑥形容詞に付加して程度を表わす「些」「点」「点儿」などの不定量詞は,分離しない。
(例)
- ⑦不定量詞に数詞が含まれるものは,分離する。
(例)
- (10)副詞
- ①2字以上の副詞は,他の要素と分離する。
(例)
刚刚走 | ゴウゴウ ソウ
|
非常快 | ヒジョウ カイ
|
十分感动 | ジュウブン カンドウ
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- ②否定副詞は,動詞や形容詞との間を分離しない。
(例)
不来 | フライ
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不如 | フジョ
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不可能 | フカノウ
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应不应该 | オウ フオウガイ
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別说 | ベッセツ
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没来 | ボツライ
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没交渉 | ボツコウショウ
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11.3.4.4 ピンイン表記
- 1.各種辞典,字書にもとづいて記録する。辞典,字書間に異同がある場合,最新のものに従う。
(例)
新華字典(商務印書館),中日大辞典(大修館書店),現代漢語詞典(商務印書館),現代中国語辞典(光生館),中日辞典(小学館),新字源(角川),辞海(上海辞書出版社)
解説(ピンインの選択)
- (1)漢字1字に対し複数の読み方があるときは,上記辞典を参考にして適切なものを選択する。
(例)
重心 | zhong xin | 重新 | chong xin
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成长 | cheng zhang | 长城 | chang cheng
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传统 | chuan tong | 传记 | zhuan ji
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大会 | da hui | 会计 | kuai ji
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- (2)地名,姓は辞典,参考図書等を参照して読み方を確定する。名に使われている字が複数の読み方をもつときには人名辞典等を参照し確定する。確定できないときにはよく使われている読み方を選択する。
(例)
- 人名辞典
- 現代中国人名辞典(霞山会) 1995年版,1991年版(ただし台湾関係などはウェード式)
(現代中国人名辞典(国書刊行会)はウェード式表記のため不適)
中国情報人物事典(三菱総合研究所)
- 地名辞典
- 最新中国地名事典(日外アソシエーツ)
現代中国地名辞典(学習研究社)
- 2.ピンインは,CHINA MARCに準拠し,漢字一字ごとに分かち書きする。単語ごとの分かち書きは採用しない。
(例)
西安事变史料 | xi an shi bian shi liao
*xi'an shibian shiliaoとはしない
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- 3.ピンインには四声その他の記号はつけない。ウムラウトはつけなくてもよい。
(例)
绿色食品 | lü se shi pin
*lu se shi pinとしてもよい
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- 4.ピンインはすべて小文字で表記する。
- 5.タイトル中の漢数字にはピンインを付与し,英数字,記号等はそのままを表記する。回次,年次,日付を表す漢数字であってもピンインを付与する。
(例)
我的一九九七 | wo de yi jiu jiu qi
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我的1997 | wo de 1997
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- 6.児化韻を表す「児」(儿)は,前の音節に「r」をつけて表記する。「er」とはしない。
(例)
(参考)
婴儿 | ying er
*児化韻ではなく,「小児」を表す場合
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- 7.助詞の「的」,「地」は「de」と表記する。助詞の「了」は「le」と表記する。助詞の「着」は「zhe」と表記する。
(例)
中国的外交政策 | zhong guo de wai jiao zheng ce
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胜利地完成任务 | sheng li de wan cheng ren wu
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取得了伟大胜利 | qu de le wei da sheng li
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走着去 | zou zhe qu
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(参考)
的确 | di que
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地球 | di qiu
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了解 | liao jie
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着手 | zhuo shou
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着火 | zhao huo(助詞以外の場合)
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- 8.「子」は「zi」と表記する。前の音節に「z」を付ける方法(岩波中国語辞典など)は採らない。
(例)
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