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6.13 レコードの状態を戻す

データを入力し忘れた時などに,入力可能な状態に戻す。


■ 操作例


1 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]によってひとつ前の状態に戻すことができる。

また,依頼館側で処理せずに残っている処理途中(または中間状態)のレコード(「新着照会」「クレーム回答待」など)を受付館側に戻すこともできる。



2 レコードの状態がひとつ前に戻った。


ヒント

受付館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。

実行前コマンド実行後[CALLBACK]実行後
処理中SEND発送処理中
SENDクレーム回答待
INQUIRE新着照会
PARDON新着照会
返却処理中OK返却確認返却処理中

状態復帰できない場合
・依頼館へ照会するつもりが,誤って謝絶処理を行い,次候補館に転送されてしまった場合
ただし,次候補館が受付処理をする前であれば,依頼館と電話連絡をとり,依頼館に「(次候補館の)未処理」→「準備中」→依頼先候補館のクリア→再依頼,を行ってもらうことができる。
・料金相殺の対象になった「返却確認」のレコード
ILL文献複写等料金相殺サービス参加館間の「返却確認」のレコードは,料金相殺処理以後,「返却処理中」に戻せなくなる。


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