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5.2.4 依頼レコードに記述する内容

ILLレコードを作成する際の入力項目とコメント例について説明する。

■ ILLレコード項目一覧

名称WebUIP複写貸借
支払区分ACCT必須(公費=pb,私費=pr)(システムチェック)※同左
複写種別TYPE入力必須
書誌フィールドのグループ 繰り返し数は1 
 書誌データIDBIBIDいずれかが必須(システムチェック)同左
書誌事項BIBNT
標準番号STDNO
巻号VLNO分かる範囲で必ず入力する。不明な場合は「不明」の旨を入力する。 
ページPAGE 
年次YEAR 
論文関係事項ARTCL 
所蔵館フィールドのグループ 繰り返し数は最大5同左
 所蔵館コードHMLID必須(システムチェック)同左
所蔵館略称HMLNM  
配置コードLOC  
巻次等VOL  
請求記号CLN  
登録番号RGTN  
書誌典拠BVRFY  
所蔵典拠HVRFY  
申込者名CLNT  
申込者所属CLNTP  
依頼日ODATE必須(システムチェック)同左
コメントCMMNT  
依頼館担当者等OSTAF必須(システムチェック)同左
依頼館宛名OADRS必須(システムチェック)同左
依頼館ローカルデータOLDF  

※国立大学等の場合
 校費=pb,研究所=re,大学附属病院=ho,産学連携等研究費=co,私費=pr

■ WebUIP自動セット項目

WebUIPでは,以下の項目について依頼レコード作成時に自動転記される。

フィールド名内容 設定値
TYPE複写種別電子複写(複写依頼のみ)
BIBID書誌ID 
BIBNT書誌タイトル 
STDNO標準番号 
HMLID所蔵館コード所蔵館の参加組織データID
HMLNM所蔵館略称所蔵館の略称
HVRFY所蔵典拠NACSIS-CAT(総合目録データベースを使って所蔵館の確認をした場合)
ODATE依頼日当日の日付を西暦(YYYYMMDD)でセット
(例:2007年4月2日の場合 20070402)※
OSTAF依頼館担当者等担当者名△△担当部局△△電話△△内線△△FAX番号
(参加組織データを編集して転記)
OADRS依頼館宛名〒郵便番号△△住所△△組織名△△担当部局△△御中
(参加組織データを編集して転記)

△は半角スペースを示す。

※ この他の自動セットされる処理日についても同様に当日の日付がセットされる。

■ コメント例

「貴館にしか所蔵がないようですので,よろしくお願いします」
「時間がかかるようでしたら謝絶して下さい」
「相殺参加館です」

■ 所蔵館コード<HMLID>に直接,依頼先の参加組織データIDを記述する場合

総合目録データベース以外の手段(WebOPACや担当者にメール確認)によって所蔵館を確認し,自ら所蔵館コードに所蔵館の参加組織データID(FA番号)を入力することもできる。その場合は,受付館での処理を円滑にするため,所蔵確認の所蔵典拠<HVRFY>を入力する。
 例)「○○大学図書館OPAC https//xxx.ac.jp/xxxxxx」,「メール確認済」など。

注 意

受理館重複により起こるエラー

指定した所蔵館中に重複した受理館(実際に受付業務を行う参加館)が存在する場合,エラーとなり,ILLデータベースにレコードを登録できない。いずれか一つに絞る。


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