4.5.7 HLV(所蔵巻次)の見方と検索方法
■ 雑誌所蔵データの所蔵巻次<HLV>の見方
雑誌所蔵データの所蔵巻次<HLV>は,以下のような原則で記入されている。
- 所蔵する最初の号から最新の号までの巻次が記入されている。
- 所蔵している号の巻次が記入されている(欠号巻次は記入されていない)。
- データは,「巻レベル」と「号レベル」の2 階層で表現されている。
- 巻次データは巻レベルを基準として記入されている。巻レベルの数字の後に,その巻レベルに従属する号レベルの数字が括弧に収めて記入されている。
- 号レベルでの欠号がない場合(=完全巻)は,巻レベルのデータのみが記入されている。
連続して所蔵している区間は,その区間の先頭数字と末尾数字とをハイフン(-)で結んで記入され
ている。
(例)1 巻から6 巻を所蔵し,更に8 巻を所蔵する場合(7 巻は欠号)
HLV:1-6,8
- 号レベルの欠号がある場合の記入方法は,①括弧内に実際に所蔵する号レベルの数字を列記,あるいは②号レベルの数字を記入せずに丸括弧だけを添えることで不完全巻であることを表示,の二つの方法がある。②の場合は,号レベルでの所蔵状況が不明なので,依頼の際にはOPAC 等で詳細を確認する必要がある。
(例)2 巻2 号,4 号,及び4 巻3 号から5 号を所蔵する場合
① HLV:2 (2,4) ,4 (3-5)
② HLV:2 () ,4 ()
- 号レベルより下位レベルの所蔵については,記入されていない。
- アラビア数字によって記入されている。アラビア数字以外の表記によるものは,刊行順に従ってアラ
ビア数字の連番に変換されているので注意する。
- 資料を今後も継続して受け入れる予定がある場合は,受入継続表示<CONT>に「+」が記入されている。
実際に所蔵データを確認したり,検索で絞り込んだりする時は,以下のような指定方法で必要な巻次を指定する。
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