ILLシステム操作マニュアル 第8版 > 4 目録検索 > 4.4 リンク参照 > 4.4.1 リンク参照とは |
総合目録データベースにおいては,同一データセット内のデータ同士,又は異なるデータセットのデータ同士が相互に「リンク」によって関係づけられている。リンク参照とは,このリンクを辿ることによって,リンク関係にある相手データを参照することである。リンク参照は7種類に分けられる。
ある図書(子書誌データ)がどのシリーズ(親書誌データ)に属しているか,また逆に,あるシリーズ(親書誌データ)にはどのような図書(子書誌データ)があるかを参照する。
ある資料(書誌データ)がどの著者(著者名典拠データ)の著作であるか,また逆に,ある著者(著者名典拠データ)がどのような著作(書誌データ)を著しているかを参照する。
(3) 著作リンク参照
ある資料(書誌データ)がどのような著作(著作典拠データ)の現れであるか,また逆に,ある著作(著作典拠データ)がどのような資料(書誌データ)として現れるかを参照する。
ある著者(著者名典拠データ)がどのような別の名称(著者名典拠データ)を用いて著作を著しているかを参照する。又は,ある著作(著作典拠データ)がどのような別のタイトル(著作典拠データ)として現れるかを参照する。
(5) 所蔵リンク参照
ある資料(書誌データ)がどの参加組織(所蔵データ)に所蔵されているかを参照する。
ある雑誌(雑誌書誌データ)がどのような変遷(タイトル変遷データ)をしているか,また逆に,ある変遷ファミリー(タイトル変遷データ)にはどのような雑誌(雑誌書誌データ)があるかを参照する。
(7) 参加組織データセット参照
ある資料を所蔵している参加組織(所蔵データ)の連絡先(参加組織データ)や,ある書誌データを作成・修正した参加組織の連絡先(参加組織データ)を参照する。
なお,参照データセット中のデータについては,リンク参照を行うことはできない。
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