CLS | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 | |
(Group Field) 分類 |
選択 | 可変長 | 24 | ||
分類表の種類 | (必須1) | (可変長) | (6バイト) | (1) | |
分類記号 | (必須1) | (可変長) | (32バイト) | (1) |
記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。
CLSフィールドには、目録対象資料にかかわる、分類表の種類及び分類記号をデータ要素として記録する。
分類表の種類には、使用する分類表の種類をコード化して記録する。
分類記号には、当該分類表に基づいた分類記号を記録する。
分類表の種類には、分類表の種類を示すコードを記入する。
(→付録1.5主題関係のコード表)
分類記号には、各分類表における分類規程等に従って、分類記号を記入する。
TR:Universal decimal classification / H. Bose CLS:NDLC:UL651
TR:In civitate Maioricensi anno MCCCXIII composita CLS:LCC:PA8360.L93 CLS:LCC:B765
TR:Cases and materials on law and economics / by David W. Barnes, Lynn A. Stout CLS:LCC:KF385.A4 CLS:DC20:349.73 CLS:DC20:347.3
TR:Optique et mathématiques : recherches sur l'histoire de la pensée scientifique en arabe / Roshdi Rashed CLS:LCC:QC352 CLS:DC20:535/.0917/4927 CLS:NDC8:425
TR:Uranometria / Joannes Bayer CLS:LCC:QB801 CLS:UDC:523.8 CLS:DC19:523.8 CLS:NDC8:442
複数の分類表を使用して分類作業を行う場合は、CLSフィールドを分類表の数だけ繰り返す。それぞれのフィールドに、各分類表における分類規程等に従い、分類記号を記入する。
目録対象資料に付与すべき分類標目が複数ある場合は、CLSフィールドをその数だけ繰り返し、使用した分類表における分類規程等に示される順に、それぞれの分類記号を記入する。
分類作業を行うために使用する分類表は、分類表の種類コード表に収録された標準的分類表の範囲内で、各参加組織が自由に選択する。
記録する分類標目の数、形式等は、各分類表における分類規程等に従う限りにおいて、各参加組織が自由に選択する。
CLSフィールドには、分類表の種類コード表に収録された標準的分類表による分類標目のみを記録する。
各参加組織独自の分類表など、分類表の種類コード表に収録されていない分類表を用いてデータ記入を行ってはならない。
また、たとえ分類表の種類コード表に収録された分類表における分類規程等に従っていても、各参加組織における請求記号そのものを記入してはならない。
1つのCLSフィールドに複数の分類標目を記入してはならない。
CLSフィールドには、外部機関作成書誌データを元にしたシステム追記(→「目録情報の基準第5版」4.7.1)が行われることがある。
システム追記は、CLSフィールドの各項目を文字列完全一致で比較し、同じものがない場合に行われる。