この章では、図書書誌データセットに登録されたすべての書誌データについて、修正すべき事項を発見した場合の判断基準を示す。
ここでは、和図書/洋図書、子書誌/親書誌データのすべてを含む。
既存書誌データの内容と目録対象資料の間に相違点がある場合は、修正すべき事項であるかどうかの判断が必要となる。
既存書誌データを修正する場合には、データが正確かつ豊富になる方向で行う。修正すべき事項であるかどうかの判断ができない場合、または、修正すべき事項であっても修正できない場合には、既存の書誌データには手を加えず、新規書誌データを作成する。
これによって、同一資料に対する複数の書誌データが作成された場合、これらは「並立書誌データ」として許容する。