目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


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5.1.3.3 DATE

5.1.3.3A 〔形式〕

DATE 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
時間 選択 可変長 254バイト 1
   生年 (選択)   
没年 (選択)

5.1.3.3B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.5 著者名典拠データの記述文法」を参照のこと。

5.1.3.3C 〔フィールド内容とデータ要素〕

C1

 DATEフィールドには、その個人の時間情報をコード化して記録する。
 DATEフィールドのデータ要素は、生年及び没年である。
 生年には、典拠形アクセス・ポイントに示される個人の生年月日に対応する西暦年を記録する。
 没年には、典拠形アクセス・ポイントに示される個人の没年月日に対応する西暦年を記録する。

C2

 DATE は、典拠形アクセス・ポイントにかかわる時間情報による検索、統計処理等を可能にするために設けられたフィールドである。

5.1.3.3D 〔データ記入及び記入例〕

D1

 生年及び没年には、西暦年を記入する。
 生年と没年の間には、ハイフン(-)を記入する。

HDNG:阿部, 次郎, 1883-1959||アベ, ジロウ
DATE:1883-1959
HDNG:清原, 夏野, 782-837||キヨハラ, ナツノ
DATE:782-837
HDNG :La Salle, Jean Baptiste de, Saint, 1651-1719 
DATE:1651-1719

D2

 生没年が推定年であっても、生年及び没年には対応する西暦年を記入する。
 生没年に対応する西暦年が不明の場合は、不明部分の数字を省略する。

DATE:[1918?]-1995
DATE:-1999

5.1.3.3E (選択事項)

 生年及び没年が判明している場合、生年及び没年をともに記入するかどうかは、各参加組織が自由に選択する。

5.1.3.3F 《注意事項》

F1

 没年が不明の場合は、生年に対応する西暦年のみを記入する。

HDNG:栗林, 彰, 1965-||クリバヤシ, アキラ
DATE:1965

F2

 生年が不明の場合は、まずハイフンを記入し、その直後に、没年に対応する西暦年を記入する。

HDNG:源, 重之, -1000||ミナモト, シゲユキ
DATE:-1000
HDNG:鈴木, 貞斎, -1740||スズキ, テイサイ
DATE:-1740

F3

 ハイフンは、生年の直後に記入する。また、没年は、ハイフンの直後に記入する。
 ハイフンの前後にスペースを記入してはならない。

F4

 生没年月日までが判明したとしても、記述は年までに留め、月日は記述してはならない。これは著者各個人のプライバシー上の問題が発生する可能性があるためである。


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