目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


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4.1.15 ISSN

4.1.15A 〔形式〕

ISSN 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
国際標準逐次刊行物番号 必須2 可変長 32バイト* 1

 *データチェック(→ 付録2.1)のため、実際は8バイト

4.1.15B 〔記述文法〕

 記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。

4.1.15C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 ISSNフィールドには、目録対象資料にかかわる国際標準逐次刊行物番号(ISSN)をデータ要素として記録する。

4.1.15D 〔データ要素の情報源〕

 どこからでもよい。

4.1.15E 〔データ記入及び記入例〕

 ISSNフィールドには、目録対象資料に付与されたISSNのうち、当該書誌データの書誌単位にかかわる番号を記入する。

 目録対象資料等に表示されたISSNのうち、冒頭の「ISSN」という記号や、国名を示す記号は省略する。

ISSN:00215090
ISSN:0021-5090

4.1.15F 《注意事項》

F1

 シリーズ全体に付与されたISSNなど他の書誌データとも共有するISSNや、当該書誌のうちの特定の冊子群にのみ付与されたISSNはXISSNフィールドに記録する。

F2

 ISSNと一体となったタイトルであるキー・タイトルは、VTフィールドにコード「KT」とともに記録する。
 ISSNと一体となって書誌票に表示されている略タイトルは、VTフィールドにコード「AB」とともに記録する。

F3

 ISSNフィールドには、8桁の番号(アラビア数字とX)及びハイフン以外を記入してはならない。
 ただし、ハイフンについては、目録システム登録後に正規化処理が行われ、削除される。 (→ 付録 2.2 正規化処理)
 ハイフンを記入しない場合は、ハイフンの代わりにスペース、その他の記号等を記入してはならない。

F4

 ISSNフィールドにかかわるエラーメッセージが表示された場合は、桁数不足や誤植などの原因のため、記入した番号は不正である。(→ 付録 2.1 データチェック)
 不正ではあるが目録対象資料その他に表示されている番号は、XISSNフィールドに記録する。不正な番号をISSNフィールドに記入してはならない。

F5

 タイトル変遷して新たなキー・タイトルが付与されているにもかかわらず、目録対象資料上に表示されている、変遷前誌からひきついだISSNは、ISSNフィールドには記入せず、XISSNフィールドに記録する。

F6

 不正な番号に代わる正しいISSNが判明する場合は、当該番号をISSNフィールドに記入する。不正な番号は、XISSNフィールドに記録することができる。

〔関連項目〕


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