目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


[目次]
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4.1.12 FREQ

4.1.12 A 〔形式〕

FREQ 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
刊行頻度コード 必須2 固定長 1バイト 1

4.1.12 B 〔記述文法〕

 記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。

4.1.12C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 FREQフィールドには、目録対象資料の最新の刊行頻度をコード化して記録する。(→ 付録 1.6 出版等に関するコード表)

4.1.12D 〔データ要素の情報源〕

D1

 タイトル中やその他の箇所に表示された刊行頻度を示す語句、年月次等の目録対象資料に示された表示をはじめ、どこからでもよい。

D2

 複製資料についてはデータ記入を行わない。

4.1.12E 〔データ記入及び記入例〕

E1

 刊行頻度コードには、目録対象資料の最新の刊行頻度に対応する1桁のコードを記入する。

 刊行頻度が月刊の場合

FREQ:m

 刊行頻度が季刊の場合

FREQ:q

 刊行頻度が年刊の場合

FREQ:a

E2

 刊行頻度が意図的に不定期である場合は、データ記入を行わない。

FREQ:

E3

 目録対象資料の刊行頻度に完全に合致対応する刊行頻度コードがなければ、最も近い刊行頻度を示すコードを採択する。

E4

 1冊しか刊行されなかった資料については、意図されていた刊行頻度が判明しているならば、その刊行頻度に対応するコードを記入し、全くわからない場合はコード「u」(刊行頻度不明)を記入する。

 刊行頻度が不明である場合

FREQ:u

 1冊しか刊行されなかったが、意図された刊行頻度が明白である場合

FREQ:q
TR:季刊新児童文化 / 新児童文化研究所||キカン シンジドウ ブンカ
VLYR:第1号 (1977.秋)-第1号 (1977.秋)

4.1.12F 《注意事項》

F1

 複製資料については、原本の、あるいは複製時の刊行頻度が判明していても、一切データ記入を行わない。

REPRO:c
FREQ:
TR:月刊作文研究 / 日本綴方の会編集||ゲッカン サクブン ケンキュウ
ED:復刻版

F2

 刊行頻度に変更があった場合は、最新の刊行頻度に対応する刊行頻度コードを記入する。
 従来の刊行頻度、及び刊行頻度の変更についてはNOTEフィールドに記入することが望ましいが、これは選択事項である。

FREQ:m
NOTE:刊行頻度変更: 隔月刊 (第1号 (1971.1)-第6号 (1971.11))→月刊 (第7号 (1972.1)-)

F3

 出版事情に起因する刊行頻度の一過性の変動は考慮に入れず、出版に際して意図された最新の刊行頻度を記録する。
 これらの刊行頻度の一過性の変動についてはNOTEフィールドに記入することが望ましいが、これは選択事項である。

〔関連項目〕


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