NOTE | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 |
注記 | 選択 | 可変長 | 1024 | 16 |
記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。
NCR87R3 13.7.0.2の採否は,次の通りとする。
1つの注記ごとにフィールドを繰り返して記録するのを基本とするため,区切り記号法は用いない。
ただし,1つのNOTEフィールド中に複数の注記を記録する必要がある場合は,セミコロン,スペース(;△)を区切り記号とする。
NOTEフィールドには,目録対象資料に関する注記をデータ要素として記録する。記録されるデータ要素には次のものがある。
ただし,ID&コードブロックに記録したデータ及びVTフィールドにOH以外のタイトルの種類コードを付して記録したデータを,このフィールドで重ねて説明する必要はない。
また,ある特定の機関のみが所蔵している資料に固有の事項については,このフィールドに記録してはならない。必要に応じて,所蔵データのCPYNTフィールドやLDFフィールドに記録する。
NOTEフィールドのデータ要素の情報源は,当該出版物を含むあらゆるところから採用できる。(→ NCR87R3 13.0.3.2)
NOTEフィールドに記録する注記には,導入語句を伴う定型注記と,それ以外の非定型注記とがある。定型注記の場合は,導入語句と注記の間には,コロン,スペース(:△)を置く。
TR:神学ダイジェスト / 上智大学神学部神学ダイジェスト研究会 [編]||シンガク ダイジェスト
NOTE:別冊: 「総索引」1号-70号
複数の注記を記録する場合は,記録の順序については問わないこととするが,共同分担目録の特性上,できれば「記述の基準とした巻号についての注記」を最初に記録することが望ましい。(NACSIS独自規定)
NCR87R3の13.7で示されているもののうち,次のものについてはNCR87R3とは別の取り扱いをする。
次に示す項目について,検索上有益なものは,VTフィールドに適切なコードを付して記録する。
なお,タイトルの種類コード(OH)を付して記録した場合は必ず「その他のタイトル」のタイトルとその性格,表示巻次・年月次,表示箇所について記録する。
NOTE:裏表紙タイトル: Studies in philosophical anthropology (No.22 (1992)-)
NOTE:背表紙タイトル: 建設月報 (43巻1号 (1990.1)-)
タイトル変遷による注記は,各参加組織からの「変遷注記用データシート」による報告に基づき,国立情報学研究所(NII)のみがBHNTフィールドに記録できる。
ただし,国立情報学研究所(NII)によってBHNTフィールドが記録されるまでの間,補助的にNOTEフィールドにタイトル変遷による注記を記録することができる。
NOTE:継続前誌: ドクメンテーション研究
NOTE:派生後誌: 中央大学理工学部研究報告. C, 電気
主として以下の項目について記録する。
初号以外の号に基づいて書誌を記述した場合,その巻号の巻次・年月次について記録する。(→ NCR87R3 13.0.3.0,NCR87R3 13.0.3.1)
NOTE:記述は4巻1号 (昭58.1)による
新規の予約雑誌で,資料現物が届いていないため,販売カタログなどに基づいて書誌を記述した場合,その書誌データが仮登録雑誌(予約雑誌)であることを記録する。(→ 6.0D4)
NOTE:仮登録雑誌
刊行頻度に変更があった場合,各刊行頻度が保持されていた期間について変更があった巻次・年月次と共に記録する。
NOTE:刊行頻度の変更: 月刊,379号 (1979.11)-562号 (1995.3)→隔月刊,563号 (1995.5)-
刊行頻度の定期性が「規則的不定期」であるものの場合,実際の刊行形態について記録する。
NOTE:月刊 (8-9月は刊行せず)
言語コードで記録したフィールドのデータに更に補足を加えることが望ましい場合,記録する。(→ NCR87R3 13.7.3.0 イ)
NOTE:本文は英文併記
NOTE:本文は日本語または英語; 抄録は英語
目録対象資料に表紙がない,または表紙に本タイトルがないため,その他の情報源箇所から本タイトルを採った場合は,その情報源箇所について記録する。(NACSIS独自規定)
NOTE:タイトルは標題紙による
NOTE:タイトルは背と奥付による
NOTE:本タイトルの軽微な変化: 少女倶楽部 (-24巻3号 (昭21.3)) →少女クラブ (24巻4号 (昭21. 4)-)
NOTE:本タイトルの字体変更: 日本國勢圖會 (-昭和25年版 (昭25))→日本国勢図会 (昭和27年版 (昭27)-)
NOTE:並列タイトル (5巻1号 (1988)-): Bone metastasis and related disease
NOTE:並列タイトル変更: The Eastern Japan journal of clinical orthopaedies (2巻1号 (1990.3)-)
NOTE:タイトル関連情報: リウマチの外科研究会誌 (22巻1号 (1995.6)-)
NOTE:タイトル関連情報: 隔月刊くみあい (No.26 (1990.6)-)
NOTE:タイトル関連情報の変更: 糖尿病医療スタッフのプラクティス (6巻3号 (1989)-)
当該逐次刊行物が以前に出版された逐次刊行物の翻訳である場合,目録対象資料以外の情報源から得られた原本のタイトルについて記録する。(→ NCR87R3 13.7.3.1ク)
NOTE:原タイトル: Economic and social survey of Asia and Pacific
NOTE:標題紙・奥付のタイトル: 東京電機大学理工学部紀要
NOTE:各号に個別のタイトルあり
NOTE:責任表示追加: 宮城県産地魚市場協会 (昭和53年-)
NOTE:責任表示の変更: 東洋大学経済学界(-26号 (1961.6))→東洋大学経済研究所 (27号 (1962.6)-)
NOTE:個人編者: 内村鑑三
NOTE:主筆: 宮武外骨
NOTE:通号表示併記: 34巻1号は通号125号にあたる
NOTE:誤植: 35巻4号の表紙に35巻3号と誤植
NOTE:欠番: 333号
NOTE:休刊: 1993.4-1995.9
NOTE:出版者追加: 日本関税協会 (No.132 (昭62.4)-)
NOTE:出版地変更: 小金井 (-2号 (平6.12))→東京 (3号 (平7.4)-)
NOTE:出版者変更: JICC出版局 (-2巻4号 (1993.4))→宝島社 (2巻5号 (1993.5)-)
NOTE:出版地は開催のたびに変更
PHYSフィールドに記録しなかった,必要な形態的細目を記録する。(→ NCR87R3 13.7.3.5 ア)
NOTE:VHS, カラー
NOTE:PC9801シリーズ用
NOTE:MS-Windows98対応
PHYSフィールドに記録しなかった,重要と思われる付属資料の存在とその詳細,及びPHYSフィールドに記録した付属資料の刊行頻度について記録する。(→ NCR87R3 13.7.3.5 イ)
NOTE:付属資料: 神戸市背山路図 (図1枚)
NOTE:付属資料: 地図 (昭和43年より)
本体とは別の独自の巻号付けを持たない索引・付録・補遺資料(別冊,増刊など)について記録する。索引については,できれば索引の種類,索引対象の巻次・年月次を記録する。索引が別個に出版されている場合は,索引の所在またはその巻号数を記録する。
NOTE:別冊あり
NOTE:各巻12号の後,増刊大会特集号あり
NOTE:総索引: 47巻 (1978)-51巻 (1982), 1冊, 1983年刊
NOTE:総目次: 411号は「調査情報総目次」, 1958年8月上旬号-1993年5月号
NOTE:復刻のタイトル: 同胞
NOTE:合刻複製版の総合タイトル: 新都市
NOTE:「海の銃後」「海の勇士慰問文集」の各復刻版と合冊
NOTE:原本の出版事項: 京都 : 京都商業會議所 , 1903-1919
NOTE:原本の継続前誌: 新小説
NOTE:原本のタイトル変遷: 史學會雜誌 (1號 (大2.1)-36號 (大5.12))→史學雜誌 (37號 (大6.1)-)
共に合冊されている逐次刊行物のタイトルについて記録する。
NOTE:「日本眼科紀要」と合冊刊行
参照データセットのデータ中には記録されているが,資料現物では確認できなかったデータを記録する。
NOTE:JP/MARCによる巻次・年月次: 1号 (昭59.10)-
版表示に表現上の変化があった場合,変化があった巻次・年月次とともに記録する。(→ 6.0.1A5,6.2.2H1)
NOTE:版表示の表現上の変化: 中日文版(-26巻8期(2001.8))→中国語・日本語版(26巻9号(2001.9)-)
タイトル単位での機関リポジトリのURL を記録することができる。
NOTE:広島大学学術情報リポジトリ:http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/meta-bin/ mt-pmtlist.cgi?smode=1&tlang=0&pagecnt=20&isr1=AN00140969
NOTE: 電子版公開あり(21号以前は一部公開): http://opac.ouj.ac.jp/search/report.html(参照2011.5.20)
本マニュアル及びNCR87R3に定める注記(の種類)ごとにNOTEフィールドを繰り返して記録する。
ただし,フィールドの繰り返し制限を越えてしまう場合は,同種の注記をグループ化し,一つのNOTEフィールドの中に記録するものとする。