この章では、著者名典拠データセットに登録すべき個人名のデータについて、新規入力におけるデータ記入の方法を示す。
個人に対する典拠形アクセス・ポイントの基礎は個人の優先名称である。個人の優先名称とは、個人を識別するために選択する名称である。優先名称はその個人に対する典拠形アクセス・ポイントの基礎としても使用する。優先名称として選択しなかった名称や、優先名称として選択した名称の異なる形は、異形名称として記録することができる。
流用入力及び修正におけるデータ記入の方法のうち、それぞれの章で特に規定されていない事項については、この章の規定に従ってデータ記入を行う。