リンクブロックは次の3種類のフィールドから構成される。
PTBLフィールド
ALフィールド
UTLフィールド
これらは、書誌データとその他のデータとのリンク関係を記録するために設けられたフィールドである。(→ 「目録情報の基準 第6版」 2.8)
書誌構造(出版物理単位⇔集合書誌単位)を記録するためのフィールドである。
このフィールドには当該書誌データに対応する集合書誌単位のタイトル等が記録される。また、中位の書誌単位の情報が存在する場合は、このフィールドに併せて記録する。
著者の典拠形アクセス・ポイントを記録するために設けられたフィールドである。
このフィールドには書誌データとリンク関係にある著者名典拠データのHDNGフィールドの情報などを記録する。
著作の典拠形アクセス・ポイントを記録するために設けられたフィールドである。
このフィールドには書誌データとリンク関係にある著作(統一書名)典拠データのHDNGフィールドの情報などを記録する。
データ記入に際して、リンクを形成する場合とリンクを形成しない場合とがある。書誌構造リンクの形成は任意であるが、著者名リンク及び著作リンクは、可能な限り形成する必要がある。
システムがリンク先データのID及びTRフィールド又はHDNGフィールドの情報を自動的に記入する。
このため、目録作成時に記入した形や書誌データ中に記録されている表記とは異なることがある。
その他の情報、構造の種類については、目録作成者が当該目録対象資料に基づいて、親書誌の番号などを記録する。
目録作成者が当該目録対象資料の情報をもとに集合書誌単位のタイトル、著者の典拠形アクセス・ポイント又は著作の典拠形アクセス・ポイントなどを記録する。
リンクブロックの各フィールド中では、次のような見出しと順序に従い、必要な情報を説明する。
形式
記述文法
フィールド内容とデータ要素
フィールドの作成
データ記入及びデータ記入例
フィールドの繰り返し
選択事項
注意事項
関連項目