SMD | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 |
特定資料種別コード | 選択 | 固定長 | 1バイト | 1 |
記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。
SMDフィールドには、特定資料種別コードをデータ要素として記録する。
特定資料種別コードは、目録対象資料が属する特定の種類(主に物体としての種類)を示す1桁のコードで、一般資料種別コードを細分化したものである。(→ 付録1.1 資料種別コード)
目録対象資料全体。
目録対象資料が単一の構成要素で構成されている場合は、当該構成要素に対応するコードを記入する。
GMD:a SMD:j (目録対象資料が地図の場合)
GMD:h SMD:e (目録対象資料がマイクロフィッシュの場合)
GMD:c SMD:d (目録対象資料がヴォイススコアの場合)
GMD:v SMD:d (目録対象資料がDVD、内容が映画の場合)
目録対象資料が資料種別の異なる複数の構成要素から成る場合は、主たる構成要素に対応するコードのみを記入する。
GMD:g SMD:s (目録対象資料がスライドで、解説書を伴う場合)
主たる構成要素を確定できない場合は、GMDフィールドに記入したコードに対応するコードを選択し、当該コードを記入する。
主たる構成要素を確定できず、かつ、各構成要素に対応する一般資料種別コードが同一の場合は、資料種別コード表の順にコードを1つだけ選択し、当該コードを記入する。
GMD: SMD: (目録対象資料が図書(コードなし)及び地図で(j)で構成され、どちらが主たる構成要素か判断できない場合(GMDはそれぞれ、なし、a))
GMD:k SMD:g (目録対象資料がネガ(g)及び写真印画(h)で構成され、どちらが主たる構成要素か判断できない場合(GMDは共通:k))
弱視者向け資料のフォント・サイズ等は、SMDフィールドにコードで記録することができる。
GMD: SMD:l(大活字本)
SMDフィールドに「なし」以外のコードを記入する場合は、GMDフィールドにも対応するコード(「なし」も含む)を記入する必要がある。