目録システム利用マニュアル

4.5.6 雑誌書誌データを削除する

　雑誌書誌データは、所蔵データとは異なり、全参加組織の共有データです。

　このため参加組織側で、直接雑誌書誌データを削除することはできません。

　削除する場合は、「削除予定データ」に修正します。国立情報学研究所では、該当データを確認のうえ、総合目録データベースから削除します。

　雑誌書誌データを「削除予定データ」に修正する前に、以下の2点を必ず確認する必要があります。

• リンクしている所蔵データがない：
  他の参加組織の所蔵データがリンクしている場合、雑誌書誌データを「削除予定データ」にしてはいけません。

• リンクしているタイトル変遷マップがない：
  対象データがタイトル変遷マップとリンク関係にある場合は、「削除予定データ」に修正せずに、国立情報学研究所に報告してください。
  

注　意

• 重複データを発見した場合は、国立情報学研究所まで報告してください。調整のうえ、国立情報学研究所によって削除いたします。

　雑誌書誌データを「削除予定データ」とする場合、データを以下のように修正します。削除するデータが和雑誌・洋雑誌どちらの場合でも、修正内容は同じです。 それ以外のフィールドは、すべて何も記録されていない状態にします。

＊ 対応言語コードなしを意味しています。

　雑誌書誌データ「コンピュータソフトウェア」を「削除予定データ」に修正する例で説明します。ここでは該当書誌を検索し、雑誌書誌詳細画面を表示した状態から説明しています。

1　リンクしている所蔵データがないことを確認します。
雑誌書誌詳細画面で[所蔵一覧]をクリックします。

⇒雑誌所蔵一覧画面が表示されます。

ヒント

• リンクしている所蔵データがない場合、「所蔵登録情報はありません」とメッセージが表示されます。

2　[戻る]をクリックします。

⇒雑誌書誌詳細画面に戻ります。

ヒント

• 自館の所蔵登録情報だけがある場合、所蔵データを削除した後、この操作を行います。
  雑誌所蔵データの削除については、「4.4.5　雑誌所蔵データを削除する」を参照。

3　雑誌書誌詳細画面で、[修正]をクリックします。

⇒雑誌書誌編集画面が表示されます。

4　データをすべて消去します。
[クリア]をクリックします。

⇒すべてのフィールドのデータが消去されます。

5　削除予定データのデータに修正し、[保存]をクリックします。

⇒削除予定データとして登録され、雑誌書誌詳細画面に戻ります。

ヒント

• TTLL、TXTL、TR、PUBのいずれかのフィールドに記入もれがある場合、削除予定データにできません。