目録システム利用マニュアル

4.5.3 雑誌書誌データを流用登録する

　総合目録データベース、または参照データセットに類似した雑誌書誌データがある場合、そのデータを流用して雑誌書誌データを登録できます。

注　意

• 同一の内容を持つデータを総合目録データベースに重複して登録すると、本来１つの書誌データに集約される所蔵データが分散してしまい、総合目録データベースとしての品質が低下します。
  書誌データを登録する場合には、何種類かの検索語を使って十分に検索し、求める書誌データが総合目録データベースに登録されていないことを慎重に確認してください。
  判断基準については、『コーディングマニュアル（NCR2018対応版）』参照。
• 参照データセットから流用登録する場合、流用元のデータ内容が総合目録データベースのデータ基準と異なる場合があります。このような場合、データ内容を変更する必要があります。

　雑誌書誌データ「Performance evaluation」を、参照データセットから流用登録します。ここでは該当書誌を検索し、雑誌書誌詳細画面を表示した状態から説明しています。

1　雑誌書誌詳細画面で、[流用]をクリックします。

⇒雑誌書誌流用作成画面が表示されます。

ヒント

• 参照データセットのデータを、修正することはできません。
  このため参照データセットの雑誌書誌詳細画面上には、[修正]や[所蔵登録]などは表示されません。

2　CODEフィールドを修正します。
「CODE」をクリックします。

⇒CODEフィールドの入力領域が表示されます。

3　本文の言語コード（TXTL）、刊行頻度コード（FREQ）、定期性コード（REGL）のデータを修正し、[設定]をクリックします。

4　必要に応じてその他のフィールドを修正します。
ここでは、タイトル関連情報／責任表示（TRD）および順序表示（VLYR）のデータを修正しています。

⇒入力したデータが表示領域に表示されます。
必要に応じて同様の手順を繰り返し、各フィールドのデータを修正します。

5　必要なフィールドをすべて修正したら、[所蔵登録]をクリックします。

⇒雑誌書誌データが流用登録され、雑誌所蔵新規作成画面が表示されます。
画面上部には「雑誌書誌の登録が完了しました」とメッセージが表示されます。
この時点で、初めて総合目録データベースへの雑誌書誌データの登録が完了します。

6　流用登録した雑誌書誌の所蔵登録をします。

ヒント

• 雑誌所蔵データを登録する操作については、
  「4.4.4　雑誌所蔵データを新規登録する」を参照。

ヒント

• 各フィールドの記述形式およびデータベース仕様については、巻末の「付録」を参照。