目録システム利用マニュアル

2.3.2 雑誌書誌データの詳細

　ここでは、雑誌書誌データの詳細について説明します。

■雑誌書誌データの作成規則

●準拠する目録規則

　準拠する目録規則は、タイトルや本文の言語にかかわらず、「日本目録規則 2018年版（NCR2018）」です。

●データ要素の区切り記号

　ISBD（国際標準書誌記述）に準拠しています。

　データ要素の区切り記号は、システムがデータ要素を識別するためのしるしとなっています。

ヒント

• データ要素の区切り記号の記述について詳しくは、『コーディングマニュアル（NCR2018対応版）』の各項目を参照。

●記述の精粗

　目録規則での、「記述の第2水準（第2レベル）」に相当します。

ヒント

• 記述の第2水準（第2レベル）については、以下を参照。
  『日本目録規則規則2018年版』（NCR2018）

■雑誌書誌データの作成単位

　以下の場合、別個の雑誌書誌データとして作成されます。

　なお雑誌書誌データの場合、データ作成に一貫性を持たせるため、以下の2つの原則があります。

• 初号主義：
  書誌データは、初号に基づいて記述します。初号以降での変更事項がある場合は、注記します。初号がない場合は、所蔵する最も古い号に基づいて記述します。

• 個別タイトル記入方式
  ある逐次刊行物のタイトルが変更になった場合、変更前と変更後は別の書誌データとして作成します。タイトル変遷の記録は、タイトル変遷マップなどに記述されます。

ヒント

• 書誌のデータ単位の作成について詳しくは、『目録情報の基準 第6版』を参照。

■雑誌書誌データのデータ内容

　雑誌書誌データの主なデータの内容は、以下のとおりです。