WebUIP利用マニュアル（雑誌編）

4.1 雑誌書誌登録の概要

　ここでは、雑誌書誌レコード登録の概要について説明します。

■雑誌書誌レコード登録のながれ

　以下の図に、雑誌書誌レコードの登録のながれを示します。

　登録のながれは、登録する雑誌書誌レコードが、総合目録データベースにあるかないか、また類似したレコードがあるかないかによって、３通りのパターンに分かれます。

■雑誌書誌レコード登録のパターン

書誌修正

すでにある書誌レコードに、何らかの修正が必要な場合は、そのレコードを修正します（「第5章　書誌修正・削除」参照）。
　必要に応じて、以下のリンクも修正します。
−　著者名リンク

書誌流用入力

参照ファイルまたは総合目録データベースの類似書誌レコードを流用して登録します。このとき、『目録情報の基準』等に照らし合わせて、必要なデータだけを修正します（本章参照）。
　さらに必要に応じて、以下のリンクを修正または形成します。
−　著者名リンク

書誌新規入力

該当する書誌レコードも類似レコードもない場合は、書誌レコードを新規に入力して作成します。この場合、書誌レコードの必要なデータをすべて入力して登録します（「第6章　書誌新規入力」参照）。
さらに必要に応じて、以下のリンクを形成します。
−　著者名リンク

　著者名リンクは「4.3　著者名典拠レコードとのリンク形成」を参照してください。

注　意

• 登録の前に、何種類かの検索語を使って必要なレコードの検索を十分に行ってください。検索が不十分な場合、同一のレコードを二重登録する可能性があり、総合目録データベースの品質が低下する原因となります。

■雑誌書誌レコード入力画面

　雑誌書誌レコードの入力画面の基本構成は、以下のようになります（新規入力の場合）。流用入力の場合は、流用元の書誌詳細が初期表示されます。

	[所蔵登録]	雑誌所蔵作成画面を表示します。
	[簡略一覧に戻る]	雑誌書誌レコードを保存せずに、雑誌書誌簡略一覧画面に戻ります。
	[クリア]	表示領域に入力されている内容をすべて消去します。
	[タグ追加]	左側のボックスで選択したフィールドの追加入力のための領域を入力領域に表示します。
	表示領域	入力されたデータをフィールドごとに表示します。フィールド名をクリックすることで、入力済みデータを入力領域に表示します。
	入力領域	表示領域で選択したフィールドのデータを入力します。
	[クリア]	入力領域に入力されている内容をすべて消去します。
	[設定]	入力領域に入力したデータを設定し、表示領域に表示します。

●雑誌書誌レコードのデータ内容

　雑誌書誌レコードに登録できるデータの内容は、以下のとおりです。

＊ 入力必須フィールドです。
　データを入力せずに登録すると、エラーとなります。

●雑誌書誌レコード登録の注意事項

　原則として雑誌書誌レコードは、「初号主義」の方針により、初号または最も古い巻号に基づいて記述します。

　以下のデータは、初号がある場合にだけ記述します。

　初号がない場合は、最も古い巻号に基づいて記述します。このとき、記述の根拠となる号の巻次・年月次も必ず注記してください。

　また終号によって書誌レコードを修正する必要が生じた場合、以下のデータを記述します。

ヒント

• 刊行の途中で責任表示・出版地・出版社などに追加や変更が生じた場合は、NOTEフィールドに注記してください。