WebUIP利用マニュアル（図書編）

7.2.6 著者名典拠レコードの削除

　著者名典拠レコードは、全参加組織の共有レコードです。このため参加組織側で、直接著者名典拠レコードを削除することはできません。

　削除する場合は、「削除予定レコード」に修正します。国立情報学研究所では、該当レコードを確認のうえ、総合目録データベースから削除します。

　著者名典拠レコードを「削除予定レコード」に修正する前に、以下の2点を確認する必要があります。

• リンクしている図書書誌・雑誌書誌レコードがない：
  図書書誌レコード・雑誌書誌レコードとリンク関係にある場合、「削除予定レコード」にしてはいけません。

• リンクしている、からも見よ参照リンクがない：
  からも見よ参照リンクにより、他の著者名典拠レコードとリンク関係にある場合、著者名典拠レコードを「削除予定レコード」にしてはいけません。

注　意

• 重複レコードを発見した場合は、国立情報学研究所まで報告してください。調整のうえ、国立情報学研究所によって削除いたします。

　著者名典拠レコードを「削除予定レコード」とする場合、レコードを以下のように修正します。それ以外のフィールドは、すべて何も記録されていない状態にします。

＊「YYYYMMDDHH」には、対象レコードを「削除予定レコード」に修正した年月日時間を記録します。

　著者名典拠レコードを「削除予定レコード」に修正します。ここでは、図書業務で著者名典拠レコードを検索し、著者名典拠詳細画面を表示した状態から説明しています。

1　リンクしている図書書誌レコードがないことを確認します。
著者名典拠詳細画面で、[書誌一覧]をクリックします。

⇒図書書誌簡略一覧画面が表示されます。

ヒント

• リンクしている図書書誌レコードがない場合、「検索結果が０件です」とメッセージが表示されます。

2　[著者名典拠詳細に戻る]をクリックします。

⇒著者名典拠詳細画面に戻ります。

注　意

• 雑誌書誌レコードについても同様に、リンクがないことを確認する必要があります。その場合、ログイン画面で雑誌業務を選択してから、上記の手順を行ってください。 ログイン画面については、「第1章　開始と終了」を参照。

3　著者名典拠詳細画面で、[修正]をクリックします。

⇒著者名典拠新規作成画面が表示されます。

4　すべてのデータを消去します。
[クリア]をクリックします。

⇒すべてのフィールドのデータが消去されます。

5　削除予定レコードのデータに修正し、[保存]をクリックします。
(2002年2月22日12時に修正した場合)

⇒削除予定レコードとして登録され、著者名典拠詳細画面に戻ります。

ヒント

• HDNG、NOTEフィールドのどちらかに記入もれがある場合、削除予定レコードにできません。