NACSIS-CAT和雑誌データ作成マニュアル
[目次]
[前ページ]4.4 複数の巻次表示方式
[次ページ]5 書誌データ記入解説
4.5 巻次変更
所蔵範囲内で巻次変更がある場合は,巻次変更の位置にセミコロンを挿入*し,当初の巻次表示方式をとっていた期間での所蔵巻次データと,新しい方式の巻次表示による期間での所蔵巻次データを列記してください。
また,所蔵年次データにおいても,巻次変更の位置にセミコロンを挿入*し,当初の巻次表示方式をとっていた期間においての所蔵年次データと,新しい方式の巻次表示による期間での所蔵年次データを列記してください。
(例) 巻次変更前の1号(昭35)から4号(昭35),巻次変更後の1号(昭35)から12号(昭36)を所蔵する場合
所蔵年次: 1960-1960;1960-1961
所蔵巻次: 1-4;1-12
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* 所蔵追加用データシートの場合は所蔵巻次・年次データをセットで扱いますので,所定の巻次変更欄に合わせてセミコロンを入れてください。
注意事項
- 巻次変更のセミコロンの位置は,書誌の巻次・年月次データ(VLYRフィールド)での位置と対応させてください(ただし,所蔵範囲外での巻次変更の事実については記入しません)。
- なお,以下のような場合には巻次変更とはみなしませんので御注意ください。
- * 「巻」,「号」などの呼称や,巻次体系における階層の変化があっても巻次の数値が一貫している場合
(例) 2巻の次に3号と続く場合
3巻の次に4巻1号が来る場合
- * 他の逐次刊行物と巻次体系を共有しているために,その逐次刊行物としての巻次がとびとびになる場合
- * 単なる誤植のために巻次の数値が後退したり,反復したり,飛躍する場合
- * タイトルに「第2次」など当該逐次刊行物全体に関わる番号付けが加わったのを機に,巻次がふりだしに戻った場合(→ 別書誌レコードを新規作成)
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