NOTE | 入力レベル | 属性 | フィールド長 | 繰り返し数 |
注記 | 選択* | 可変長 | 1024バイト | 16 |
*AACR2の第3章地図資料の「3.3 数値データエリア」についての注記の入力レベルは「必須2」である。
記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。
AACR2の1.7A1(区切り記号法)及び2.7A1(区切り記号法)の採否については次のとおりとする。
1つの注記ごとにフィールドを繰り返して記録するのを基本とするため、区切り記号は用いない。ただし、1つのNOTEフィールド中に複数の注記を記録する必要がある場合は、この区切り記号法を採用する。
NOTEフィールドには、目録対象資料に関する注記をデータ要素として記録する。
記録されるデータ要素には次のものがある。
ただし、ある特定の機関のみが所蔵している資料に固有の事項、特定の刷に固有の事項については、このフィールドに記録してはならない。必要に応じて、所蔵データのCPYNTフィールドやLDFフィールドに記録する。
どこからでもよい。
NOTEフィールドに記録する注記には、導入語句を伴う定型注記と、それ以外の注記とがある。定型注記の場合は、導入語句と注記との間には、コロン、スペース(:△)を置く。
TR:Scott Fitzgerald : a biography / Jeffrey Meyers NOTE:Bibliography: p.[389]-393
NOTEフィールドに記録する注記には、本システムに特有なものと、AACR2で示されたものとがある。複数の注記を記録する場合は、本システム特有の注記を最初のNOTEフィールドに記録する。それ以外の注記は、その後に、関連するAACR2の1.7B(注記)に示される順序に従い記録する。ただし、ある特定の注記を最重要であると決めて、それを最初に記録してもよい。なお、本システム特有の注記が複数ある場合は、F2.1で示されている順序に従う。
本システム特有の注記としては次に示すものがある。ア)の入力レベルは、「必須2」の扱いとする。
NOTE:Cartographic Materials: Scale 1:25,000
NOTE:Description based on 1965 printing NOTE:Description based on 2nd printing, 1971
NOTE:Differs from <BA60608191> in publication year
NOTE:Some copies have different pagination: 687 p. NOTE:Reprinted with corrections, 1961
AACR2の1.7Bで示されているもののうち、次のものについては、AACR2とは別の取扱いをする。
1.7B4 (別の形のタイトル)
1.7B5 (並列タイトルとタイトル関連情報)
1.7B12 (シリーズ)
本マニュアル及びAACR2に定める注記(の種類)ごとにNOTEフィールドを繰り返して記録する。
ただし、フィールドの繰り返し制限を超えてしまう場合は、同種の注記をグループ化し、一つのNOTEフィールドの中に記録することができる。