目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


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7.2.1 CLN

7.2.1A 〔形式〕

CLN 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
請求記号 選択 可変長 254バイト 255*

 *VOLフィールド、RGTNフィールド、CPYRフィールド、CPYNTフィールド及びLDFフィールドと一組にする。

7.2.1B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.2 図書所蔵データの記述文法」を参照のこと。

7.2.1C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 CLNフィールドには、物理単位に対応する請求記号を記録する。
 CLNフィールドのデータ要素は、請求記号の各要素(分類記号、著者記号、巻次記号、複本記号等)である。

7.2.1D 〔データ記入及び記入例〕

D1

 VOLフィールドに記録された出版物理単位に対応する請求記号を記入する。

VOL:          CLN:A||522||1

D2

 請求記号の各要素の間には、ダブルストローク(||)を記入する。

D3

 CLNフィールドには、VOLフィールドに記録された出版物理単位に対応する、複数の請求記号(例えば、複本等の請求記号)を記録することができる。
 その際、各請求記号の間を区切る記号については、各参加組織が定めるものとする。

7.2.1E 《注意事項》

 例外として、和漢古書資料等、複数の出版物理単位を1書誌データにまとめて記述することが許容されている資料がある。(→2.0.3 出版物理単位
 これらの書誌データはVOL グループを繰り返して記述されているため、所蔵データのCLNフィールドも、書誌データに対応して、VOL、RGTN、CPYR、CPYNT及びLDFフィールドと対になって繰り返す。 (→ 7.2.2 RGTN7.2.3 CPYR7.2.4 LDF)

VOL:第1巻   CLN:289.1||Hu||1
VOL:第2巻   CLN:289.1||Hu||2
VOL:第3巻   CLN:289.1||Hu||3

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