目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


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第5章 著者名典拠データ

 2024年度からNACSIS-CATが準拠するNCR2018では、標目に代わり、より広義の概念である典拠形アクセス・ポイントという用語を使用し、これまでの著者標目は、NCR2018における創作者等となる個人・家族・団体・会議に対する典拠形アクセス・ポイントとする。

 典拠形アクセスポイントの基礎は優先名称である。優先名称とは、個人・家族・団体・会議を識別するために選択する名称である。優先名称は典拠形アクセス・ポイントの基礎としても使用する。 優先名称として選択しなかった名称や、優先名称として選択した名称の異なる形は、異形名称として記録することができる。
 ただし、日本語、中国語、韓国・朝鮮語及びラテン文字を用いる言語は表示形、それ以外の言語の優先名称は翻字形とする。翻字法は以下を参照する。
 ALA-LC Romanization Tables(https://www.loc.gov/catdir/cpso/roman.html


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