目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


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4.3.2 BHNT

4.3.2A 〔形式〕

BHNT 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
変遷注記 NIIのみ 可変長   255
 変遷タイプ
 前後タイトル
 前後誌データID
 
 
 
(固定長)
(固定長)
(固定長)
(2バイト)
(1024バイト)
(10バイト)
 

4.3.2B 〔記述文法〕

 記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。

4.3.2C 〔フィールド内容とデータ要素〕

C1

 BHNTフィールドには、目録対象資料のタイトル変遷にかかわる注記のうち、当該書誌データと変遷関係にある他の書誌データの主要な情報が記録される。

C2

 BHNTのデータ要素は、変遷タイプ、前後タイトル及び前後誌データIDである。
 変遷タイプには、タイトル変遷のタイプがコード化して記録される。(→ 付録1.7 その他のコード表)
 前後タイトルには、当該書誌データと変遷関係にある他の書誌データのタイトル等が記録される。
 前後誌データIDには、当該書誌データと変遷関係にある他の書誌データのデータIDが記録される。

4.3.2D 〔データ記入〕

 このフィールドに記録されるべき情報が存在する場合は、「変遷注記用データシート」に当該情報を記入し、当該情報の拠り所となる資料等とともに、国立情報学研究所に報告する。
 変遷タイプ、前後タイトル及び前後誌コードIDは、目録担当者の報告を基にタイトル変遷関係の確証作業を行ったのちに、国立情報学研究所が付与する。
 目録担当者は、このフィールドにデータ記入を行ってはならない。

〔関連項目〕


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