目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


[目次]
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2.1.17 LCCN

2.1.17A 〔形式〕

LCCN 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
LC管理番号 選択 可変長 16バイト* 1

 *データチェック(→ 付録 2.1)のため、実際は10バイト。

2.1.17B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。

2.1.17C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 LCCNフィールドには、目録対象資料にかかわる米国議会図書館(Library of Congress : LC)の管理番号をデータ要素として記録する。

2.1.17D 〔データ要素の情報源〕

 US/MARC をはじめ、どこからでもよい。

2.1.17E 〔データ記入及び記入例〕

 LCCNフィールドには、目録対象資料にかかわるLC管理番号(旧LCカード番号)を記入する。

LCCN:85026709
TR:Application of radiation thermometry / J.C. Richmond and D.P. DeWitt, editors

2.1.17F〔フィールドの繰り返し〕

 目録対象資料にかかわるLC管理番号が複数ある場合は、番号のうち最新のものを1つだけ選択して、当該番号を記入する。選択しなかった番号はOTHNフィールドに記録することができる。(→ 2.1.20 OTHN)

2.1.17G 《注意事項》

G1

 LCCNフィールドには、LC管理番号の数字以外のものを記入してはならない。

G2

 1つのLCCNフィールドに複数のLC管理番号を記入してはならない。

G3

 出版物理単位とLC管理番号とは、1対1で対応していなくてもよい。

G4

 ハイフンは、目録システム登録後に正規化処理が行われ、削除される。また、正規化によって先頭2桁の直後に必要な数だけゼロ(0)が挿入される。(→ 付録 2.2 正規化処理)
 ハイフンの代わりにスペースその他の記号等を記入してはならない。

G5

 LCCNフィールドには、外部機関作成書誌データを元にしたシステム追記(→「目録情報の基準 第6版」4.7.1)が行われることがある。
 システム追記では、LCCNフィールドの各項目を文字列完全一致で比較し、同じものがない場合に、フィールドを追加しデータが記入される。

〔関連項目〕


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