目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


[目次]
[前ページ]第10章 雑誌書誌データ修正
[次ページ]10.1 優先度の高い情報源による修正

10.0 雑誌書誌データ修正指針

10.0A [修正の範囲]

A1

 次の場合には、修正を行う必要がある。

A2

 次のような場合には修正を行うことが望ましい。

A3

 データが未記録であるときの記録・追加については、改めて書誌の同定を行う必要がある。

A4

 上記に定めるもの以外の修正は、行ってはならない。

(例) 自館の都合によるデータの削除

10.0B [修正作業]

 修正作業は、修正項目を発見した館(以下、「発見館」という)が慎重に検討の上、行うものとする。

10.0C [報告](→ 4.0F)

C1

 GMD、SMD、YEARフィールド以外のコードフィールド、PRICEフィールド、誤字・脱字等の明らかな誤りの修正については、国立情報学研究所に報告する必要はない。

C2

 その他の修正については、原則として国立情報学研究所に報告するものとする。
 特に、次のような新たな書誌単位の作成に関わる修正については、修正の内容について必ず国立情報学研究所に報告するものとする。
 国立情報学研究所では、その報告に基づきデータ修正の妥当性をチェックし、必要があればさらに修正作業を行う。

C3

 質疑のある場合は、必要に応じて国立情報学研究所と連絡・協議を行うこととする。


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