目録システムコーディングマニュアル（NCR2018対応版）

4.1.20 LCCN

4.1.20A 〔形式〕

*データチェック(→ 付録 2.1)のため、実際は10バイト。

4.1.20B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.3 雑誌書誌データの記述文法」を参照のこと。

4.1.20C 〔フィールド内容とデータ要素〕

　LCCNフィールドには、目録対象資料にかかわる米国議会図書館(Library of Congress : LC)の管理番号をデータ要素として記録する。

4.1.20D 〔データ要素の情報源〕

　US/MARCをはじめ、どこからでもよい。

4.1.20E 〔データ記入及び記入例〕

　LCCNフィールドには、目録対象資料にかかわるLC管理番号（旧LCカード番号）を記入する。

4.1.20F〔フィールドの繰り返し〕

　目録対象資料にかかわるLC管理番号が複数ある場合は、番号のうち最新のものを1つだけ選択して、当該番号を記入する。

4.1.20G 《注意事項》

G1

　LCCNフィールドには、LC管理番号の数字以外のものを記入してはならない。

G2

　1つのLCCNフィールドに複数のLC管理番号を記入してはならない。

G3

　ハイフンは、目録システム登録後に正規化処理が行われ、削除される。また、正規化によって先頭2桁の直後に必要な数だけゼロ(0)が挿入される。(→ 付録 2.2 正規化処理)
　ハイフンの代わりにスペースその他の記号等を記入してはならない。