目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)


[目次]
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2.1.15 ISSN

2.1.15A 〔形式〕

ISSN 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
国際標準逐次刊行物番号 必須2 可変長 32バイト* 1

 *データチェック(→ 付録 2.1)のため、実際は8バイト。

2.1.15B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。

2.1.15C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 ISSNフィールドには、目録対象資料にかかわる国際標準逐次刊行物番号(ISSN)を記録する。

2.1.15D 〔データ要素の情報源〕

 どこからでもよい。

2.1.15E 〔データ記入及び記入例〕

E1

 ISSNフィールドには、目録対象資料にかかわるISSNのうち、最上位の集合書誌単位にかかわる番号以外の番号を記入する。

VOL: ISBN:0803118570 PRICE:
ISSN:1062967X
TR:Science and technology of building seals, sealants, glazing, and waterproofing
PTBL:ASTM special technical publication < > 1200//a
 (親書誌のISSNは0066-0558)

E2

 番号が複数ある場合は、次の基準によって番号を1つだけ選択し、当該番号を記入する。選択しなかった番号は、OTHNフィールドに記録することができる。

(1) 中位の書誌単位が複数あり、それぞれの書誌単位ごとに番号がある場合は、中位の書誌単位のうち最も上位の書誌単位にかかわる番号
(2) 同一の書誌単位に対して複数の番号が該当する場合は、最新の番号

2.1.15F 《注意事項》

F1

 ISSNフィールドには、8桁の番号(Xを含む)及びハイフン以外を記入してはならない。
 番号を構成する8桁の数字(及び「X」)の4桁目と5桁目の間に表示されるハイフンを記入するかどうかは、各参加組織が自由に選択する。

ISSN:21882266
ISSN:2188-2266

 なお、ハイフンについては、目録システム登録後に正規化処理が行われ、削除される。 (→ 付録 2.2 正規化処理)
 ハイフンの代わりにスペースその他の記号等を記入してはならない。

F2

 キー・タイトルはISSNと一体のタイトルであるが、ISSNフィールドに記録してはならない。これはVTフィールドに記録する。

F3

 番号が不正である場合、あるいは番号以外のものが記入されている場合は、エラーメッセージが表示される。 (→ 付録 2.1 データチェック)
 不正な番号に代わる正しいISSNが判明する場合は、当該番号をISSNフィールドに記入する。
目録対象資料等に表示されている不正なISSNは、OTHNフィールドに記録することができる。 (→ 2.1.20 OTHN)

F4

 最上位の集合書誌単位にかかわるISSNは、書誌構造リンクを形成する場合、当該書誌単位のデータである親書誌データのISSNフィールドに記録する。
 書誌構造リンクを形成しない場合は、子書誌データのOTHNフィールドに記録する。

〔関連項目〕


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