CATP/1.1対応(スキーマバージョン)

1 概要

DBのスキーマ変更(フィールド新設)が行なわれた場合に、それに対応してい ないクライアントによりDBへのアクセスが行なわれると不都合が生じる可能性 がある。これに対処するためにCATPを改訂し、DBスキーマの実装レベル(以下、 DB実装レベル)を表わすスキーマバージョンを導入する。

2 CATPの改版

CATPを1.0から1.1へ改版する。仕様の変更点は表1の通り。

表1 CATP/1.0からCATP/1.1への変更点

項番 項目 改訂前 改訂後
1 リクエストライン及びステータスラインのCATPバージョン ”CATP/1.0” のみ使用可能 ”CATP/1.0” または”CATP/1.1”を使用可能
2 GETHANDLEのリクエストヘッダ Authenticate Authenticate および Schema-version

3 サーバ実装仕様

各メソッドにおけるスキーマバージョン処理は表 2の通り。

表2 各メソッドにおけるスキーマバージョン処理

項番

メソッド名

リクエスト受信時

レスポンス返送時

1

GETHANDLE

クライアントのスキーマバージョン取得

なし

2

RELEASEHANDLE

クライアントのスキーマバージョン破棄

なし

3

RELEASEFRAME

なし

なし

4

SEARCH

なし

返送フィールドチェック

5

SCAN

なし

返送フィールドチェック

6

RETRIEVE

なし

返送フィールドチェック

7

INDEXLIST

なし

なし

8

INSERT

レコード登録チェック

返送フィールドチェック

9

UPDATE

レコード登録チェック

返送フィールドチェック

10

DELETE

レコード登録チェック

なし

11

SERVERPROCEDURECALL
(ILL)

レコード登録チェック

返送フィールドチェック

4 クライアントのスキーマバージョン取得

5 レコード登録チェック

6 返送フィールドチェック

7 クライアントのスキーマバージョン破棄

8 スキーマバージョン定義

2000年1月(運用開始)時点のスキーマバージョンの定義は 表5の通り。

表5 各フィールドの実装レベル定義 ( 2000年1月現在)

項番 DB種類 CATPフィールド名 スキーマ バージョン
1 図書書誌 TRVR 2
2 VTVR 2
3 CWVR 2
4 PTBTRVR 2
5 AHDNGVR 2
6 UTHDNGVR 2
7 SHVR 2
8 IDENT(仮称) 2
9 上記以外 1
10 雑誌書誌 TRVR 2
11 VTVR 2
12 AHDNGVR 2
13 SHVR 2
14 IDENT(仮称) 2
15 上記以外 1
16 著者名典拠 HDNGVR 2
17 SFVR 2
18 SAFVR 2
19 上記以外 1
20 統一書名 HDNGVR 2
21 SFVR 2
22 SAFVR 2
23 上記以外 1
24 上記以外 全フィールド 1
※ ISO ILLプロトコル対応関連データベース定義についてはこちら を参照のこと(2012/12/12追記)